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2007.12.04
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カテゴリ:会社
言葉の通じぬアウェーの緊張感こそ、海外の醍醐味

11/26~11/28、会社の人と三人で韓国へ取材旅行へ行って来ました。

二泊三日で3万円の格安ツアーだけあって、初日は夜八時半のフライトで、向こうのホテルに着いた時には、すでに日付が変わっていた。

初日はそんな訳で移動に終わった事にも驚いたが、ホテルに着いたらまたびっくり。

鍵の立て付けが悪いし、お湯は10分以上でないし、タンスの引き出しはフェイクだし・・。

笑える位に貧乏宿・・。まぁ酷ければ酷いほど後でネタになるのだからと開き直る。


二日目は朝から目的のスポットへ行き、写真をひたすら撮りまくり!

やはり背景のデザイナーは、生の現場を見て制作へ取り組まなければならない・・。

写真や映像では分からないクリアな素材の質感や、空間の間取りや空気間・・。

デザイナーは現場を見るべきだと、話では聞いていたが、今回の件でようやく体で理解できた。

そして10月に購入した1200万画素のデジカメは、感動的にクリアな画質で、撮るのが楽しくてしょうがなかった。

見た物の景色が、限りなく見たままに近い状態で画像として残るという感動。

このカメラを買ってから普段からカメラを持ち歩くようになった。このまま趣味として浸透しそう。

その夜は、同行したアートディレクターの方と、韓国人の奥さんを持つ案内役の年上のデザイナーさんに焼肉をご馳走になった。

これがまためちゃめちゃ美味しい!しかも安い!

韓国語も堪能な先輩がいたおかげで、観光客は入らないような現地の若者が集う焼肉屋に入ったので、その土地の生の空気感や若者のエネルギーを感じられて面白かった。


三日目の朝、もう一つの目的のスポットで撮影を終えた後、ホテル近くへ戻って、路地裏にある庶民的な食堂で食事を取る。

ここも案内がいなければ決して入らないような趣の、本当に庶民的な食堂。脚の中には代金をツケにするものも珍しくは無かった。

先輩が適当に色々な庶民料理を注文したが、文化の違いか余り口に合うものは無かったけれど(味噌汁に納豆が入っていたりとか・・)、慣れれば美味しいのだろうと思いつつ、食べれそうなものだけ抓んで腹を肥やした。ちげ鍋は美味しかった。

その後、さらに近くのスーパーでお土産に、韓国海苔やコチジャン、ニンニクベースのサンジャンなどを購入。

昨夜、焼肉に付けて食べたサンジャンは、野菜や肉に付けると凄く美味しいので、機会があれば皆もぜひ食べてみて欲しい。

一応今回はフリー行動のツアーだったので、最終日は送迎バスに搭乗後、強制的に雑居ビルの地下にあるお土産屋に連れて行かれた。

そこで目の当たりにしたのは、さっきスーパーで買ったのと同じ、海苔やコチジャンなどが3倍くらいの値で売られている事・・。

案内がいなかったら自分もこういう所で買ってしまっていただろう・・。

そんなこんなで無事日本へ帰って来られて一安心。

海外へ来るといかに国内が安心で、守られた空間であるかを実感する。

言葉の通じぬアウェーの緊張感こそ、海外の醍醐味。

とはいえ韓国の人も街の景色も、言葉以外は日本とはさほど変わらず、アメリカへ行った時よりはまだ安心感があった。

ただ日本よりも若干お金に対する意識が強いような印象が残る。

カルチャーショックは自分が日本人であるという事を強く自覚させられる。

時々は世界の中での自分を自覚する為に、海外へ足を運んでみたいと思った。






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最終更新日  2007.12.05 13:58:50
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