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カテゴリ:21年7月
7月第2回‘物理学者のすごい思考法’
他人が何を考えているのか、その頭の中を知りたいという気持ちが少なからず最近の私にはあることもあり、新聞書評で紹介されていた本書を読んでみました。 私の大学受験の失敗は、主に数学が出来なかったことだったので、本当に数学ができる人に憧れていました。受験数学のエリートから物理学者までになる方がどんなことを考えているのか興味がありました。 書かれているエピソードはすごく日常なことに、物理学者としてマニアックにどこまで思考しているかを披露してくれているわけです。そんなことをそんなに理論的に考えているかと、感嘆するばかり。でも、それって、一般人の私からすると、どうでもいいような結論だなぁ...と。しかし、そのギャップが本書のおもしろみなのでしょう。 でも、こういう思考って、職業によってそれぞれあるのではないかと思いました。私の仕事なら、あの建物のあのディテール(造られている建物の部分的なところ)はこうすればもっと格好良かったかも...とか、あの建物のデザインは使えるなぁ...とか、橋本教授程深くはないけども、日々考える場面があります。これもその職業以外の人にはほとんどどうでもいい思考。でもいつか、そう日々考えたことが花開くこともあるのが、仕事の醍醐味のひとつなのですけど。 ちょっと物理学者という存在を身近に感じました。 物理学者のすごい思考法 [ 橋本 幸士 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.12 17:22:42
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