配ってました~ (@_@ゝビシッ!
学生時代、色々なバイトをしたが、その中の1つに「ティッシュ配り」があった。人材派遣会社からの紹介だったのだが、今話題のチワワのCMで有名なあの会社のティッシュである。 ホワイト・エンジェルではない。ボソッ時給は何と1,200円! 破格であった。 ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ初日。金融屋さんだし・・・と、ガチガチに身構えて行ったのだが意外にも担当の男性社員の方は爽やかな好青年という感じで、「おはようございま~す! バイトさん? よろしくね~」と気さくに声を掛けてくださり、ホッとした。が! それと対照的に、ティッシュの段ボールが置いてある部屋にいらした女性社員の方たちが、耳に赤鉛筆を差し、競馬新聞を食い入るように見ていたのが印象的であった。。。私が配っていたのは、S駅南口。 路線が何本も入っている大都市である。人も多い代わりに、「ティッシュ配り」の激戦地区でもあった。同業者の武●士から、アダルト系まで100mくらいの間でひしめき合っていた。「ティッシュ配り」で1番重要なのはポジショニングである。 もちろん笑顔も大事だが。・駅から出てくる人に1番最初に渡せる場所・人通りが多く、かつ歩道が狭くなっていて、ティッシュを渡すときに逃げられない場所というのが基本。2番目以降は「もう、貰ったから」と言われてしまう可能性が高くなるのだ。この陣取りで1番強かったのは、やはり武●士さんであった。あそこはバイトを使わず、制服を着た社員の方がティッシュを配っているので、教育もバッチリ。いかに武●士さんより駅に近づけるかが、重要課題のひとつだったのだが、勝率は・・・1.5割くらいだった。 _| ̄|○ ガックリティッシュを配っていると、色々な人がいて結構面白かった。花粉症の時期は、ティッシュを渡すと、「ありがとう~~~っ」と抱きつかんばかりにお礼を言ってくれる人がたくさんいた。893のお兄さん達が「おー、ア●フルか。知ってるぜ!もう1個くれ」「俺も」「オレもくれ」クレ (キ▼_▼)(キ▼_▼)(T-T)(▼_▼メ)(▼_▼メ) オレモオレモとわらわら寄ってきたときは、(私はただのバイトです~ 涙)とチビりそうになった。「バイト大変でしょ~? こん中にいっぱい入れちゃいなさいよ! おばさんも近所で配ると喜ばれるのよ♪」 (☆Д☆)キラリーン♪と大きなナイロン製の旅行バックを広げ、100個くらい持って帰った強者おばちゃんもいた。たまに社員の抜き打ち検査があり、2個ずつ配っていたのがバレて怒られたくらいだから、こんなの見つかったら即刻クビだったろう。。。(-"-;A ...アセアセでも1番衝撃だったのは、ティッシュを配り終え、新しい段ボールを取りに会社へ帰ったとき背広を着た一見普通のサラリーマン風の男性社員の方が、電話口で「おンどりゃーーーっ!! 借りた金、返さんっちゅーのは どーゆーこっちゃーーーっ!!!」 (▼皿▼#)オラーッとドスの利いた声で怒鳴っていたことであった。 ((((ヾ(◎_◎;)ノ ギョギョギョ・・・見たのは1回だけだったけれど、やっぱりちょっとこえ~~~かったっす。。。