名言 福永 武彦
にほんブログ村 ★::::: 愛することは、愛されることよりも百倍も尊い ~by 福永武彦「廃市」「忘却の河」などを書いた戦後の小説家の「愛の試み」から。恋愛に関するエッセーと短編で構成され、愛とは何かをさまざまな形で説いている。小説家の池澤夏樹は息子。 ★ by 凛 ★福永 武彦 PROFILE★1918年、福岡生まれ。小説、詩、翻訳など多彩な分野で活躍。マチネ・ポエティクにおいて中村真一郎や加藤周一らと脚韻詩の可能性を模索した。1941年、東京帝国大学文学部フランス文学科卒業。1979年、脳内出血のため死去。怪獣映画『モスラ』の原作者の一人でもある。また「加田伶太郎」というペンネームで、いくつかの短篇推理小説を発表した。「加田伶太郎」は「誰だろうか」のもじりである。作家の池澤夏樹は福永の息子である。★代表作品★◆塔(1948年)河出文庫 絶版 ◆風土(1952年)のち増補改訂版 新潮文庫 1981年 絶版 ◆草の花(1954年) 1991年に再改版、ISBN 978-4-10-111501-6(新潮文庫) ◆夢見る少年の昼と夜(1954年)新潮文庫 絶版 ◆夜の時間(1955年) ◆冥府・深淵(1956年) ◆愛の試み(1956年) 2005年に再改版、ISBN 978-4-10-111506-1(新潮文庫) ◆完全犯罪(1957年・加田伶太郎名義)「加田伶太郎全集」<昭和ミステリ秘宝>扶桑社文庫・2001年 ◆心の中を流れる河(1958年) ◆世界の終り(1959年) ◆廃市(1960年)新潮文庫 絶版 ◆告別(1962年)講談社文芸文庫 1990年 ◆忘却の河(1964年) 2007年に改版、ISBN 978-4-10-111502-3(新潮文庫) ◆幼年(1967年)河出文庫 絶版 ◆海市(1968年)新潮文庫 絶版 ◆風のかたみ(1968年)新潮文庫 絶版 映画化に際し復刊 ◆死の島(1971年・第4回日本文学大賞を受賞)新潮文庫上下、1977年 絶版 以上をまとめたものとして、『福永武彦全集』(全20巻、新潮社)が1986年から1988年にかけて刊行された。