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朝晩めっきり寒くなってきましたね。
秋から冬にかけての季節が好きなので気分上々と言ったところです。 先日経営者数人とお酒を交えながらお話をする機会がありました。 その中で、業績が頭打ちもしくは下降気味の経営者の方から次のような 発言がありました。 業績が思わしくないので、とにかくセミナーに出回っている。 そこに何かヒントがないか?業績回復のキッカケがないか? 探しているんです。 それを聞いて私は、恐らくヒントは見つからないだろうな・・ と思いました。 なぜなら、この方は自分が何が欲しいのか? ご自身が理解をしていないため、流れてくる情報を キャッチすることが出来ないからです。 我々の前には無数の情報が散らばっています。 それを掴めるも掴めないも本人の意識がどの方向に 向いているのか?次第です。 例えば、身近な例で言うと プロ野球の結果が知りたくて、ウズウズしているときに ラジオからプロ野球速報が流れてきたとします。 その場合、ボ~としていても ピッと自分のアンテナが感度高く反応し ラジオから流れてくる情報を掴むことが出来るはずです。 ところが、野球に興味がない人の前に そのような情報が流れてきたとしても、全く気付かず ザルで拾うがごとく情報は流れ落ちてしまいます。 このように人間は自分が欲しい!と思っている情報以外キャッチできません。 そう考えると自分が何を欲しがっているのか?をより具体的且つ明確にする必要があります。 先の話に戻りまして、業績が悪い=セミナーで解決などと直行的な理屈は 成り立つはずもなく、 業績悪い=売上落ちた=客数減った=商品に問題あるのか?営業か? 、商品ならなにが問題?など自分なりに仮説を立ててアプローチをしていく必要 があるのです。 その中で、不明な部分を解決すべく自分が抱える問題を解決しそうな セミナーに参加すれば、様々な情報を持ち帰ることが出来、業績回復に繋がるかもしれません。 ですから盲目的に動くよりも、先ずは自分でシッカリ考え 自分は何を必要としているのか?をより具体化する作業が先決です。 それが分かれば、セミナーが良いのか? 書籍で十分なのか? はたまた指導を仰ぐ必要があるのか? 手段がより明確になってきます。 そこまでやって初めて、問題解決の第1歩が 踏み出せたと考えて良いのではないでしょうか? セミナーオタクは卒業し、自分が何を必要としているのか? 徹底的に考えること、経営者に限らず全ての悩める人に必要な 作業だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月12日 21時51分18秒
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