意識と無意識の乖離
それなりの心の病を持っていない限り、多くの人たちは、自分は『普通』だと思っています。しかし心の病を持っている、いないに関わらず、ほとんどの人(全ての人?)は『普通』を避けて生きています。つまり意識と無意識の乖離はかなり大きいわけです。人はある部分(分野)では『普通』を避けて生きています。思春期になると、その部面でも『普通』であることを迫られ、じつは自分が『普通』であることを否応なく認めざるを得なくなる出来事に遭遇すると、軽重問わず何らかの症状や行動的・性格的問題を発症します。しばらくしてほとぼりが冷めてくると一応症状や問題を、(時にはかなりの程度)引っ込めますが、以前よりも一層その部面では『普通』であることを拒否して生きていくようになります。そして成人して社会に出て以降、社会的にもその部面で普通であることを迫られるようになり、やはり自分が普通であることを否応なく認めざるを得なくなる出来事に遭遇すると、今度はもう少し本格的な症状や問題を発症します。これが世に言う病気(心や体の)です。ハートセラピーとは?