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カテゴリ:文学・音楽・映画
ドストエフスキーの罪と罰
一読しただけでは、ラスコルニコフの罪は殺人で罰は流刑と見誤りますが、よく読んでみると、そうではなく、 罪は孤立していること、つまり愛情否定で、その罰が殺人とその後の彼の心理状態であることが分かります。 だから表題は「愛情否定と回復過程」と言う意味です。 回復がある程度進むと「憂愁」状態がやってきます。 その後続くのは現実、つまり別の物語です。 ドストエフスキーもそう書いています。 思うこと身に余るまでなる滝のしばし淀むを何恨むらん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年10月25日 12時30分45秒
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