たのしい韓国ソウル&京畿道+江原道のニュータウン生活

2013/05/09(木)23:12

ソウルから全州へGo! その2~大統領候補だったあの人の花輪も・・~

韓国・ソウルの交通(115)

ソウルから全州へGo! その1からの続きです!とりあえず全州駅に無事到着したわたくしめ一家。タクシーで一路市内の結婚式場を目指します!典型的な韓国の結婚式場のような建物です。韓国の結婚式自体はかなり短いです。30分もあれば終わっちゃうでしょうか。その後会場で家族、親戚、友人などと記念撮影して、別室の食堂みたいなところでバイキングのような感じで食事をしておしまい、というのが典型。お祝いもどうでしょう、一人でこんな結婚式場にちょっとした知り合いなら5万ウォン程度を包む感じでしょうか。名の知れているホテルなんかの場合は結構経費が掛かったりするので10万ウォンぐらい包んだりしてあげないと新婚さんがかわいそうなのでちょっと配慮して包んだりも・・・で、食事の場所に入るときは最近はほとんどお祝いのお金を受付で渡すと食券をくれてそれを食堂の入口の係員に出して入る形式が多いです。この結婚式場なんですがこんなシステムがあってなかなかいいなあと思いました。「お忙しくて食事ができない方、食券をウエルビーイング和菓子と交換いたします」との立て看板が・・・おお、なかなかこのシステム、いいかも。付き合いでただご祝儀を出してそそくさと帰る人なんかも多いので、来ていただいたお礼に、ということなんでしょうか。そして式場前の受付にはどこの結婚式にも勤務先の社長やらから送られた花輪が置かれているんですが、ひときわ目立つこんな方からも花輪が・・・「国会議員 鄭東泳」えっ、一時期は韓国の有力大統領候補とも取りざたされた地元の有力政治家でMBCの有名アンカーだった別名ケナリアジョッシこと鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏からの花輪ではありませんか。どういう関係なんでしょ。今度親戚に聞いてみます、はい。結婚式は滞りなく終わり、おいしいバイキングもご馳走になり、全州の親戚のテーブルのあちこちから声をかけられてはビールや焼酎を飲み、そうこうしているうちにソウルへの戻りの時間に。本当なら全州観光をと思ったのですが翌日が日曜日でソウルに戻る列車のきっぷが取れず結婚式終了とともにソウルへとんぼ返り。いやはや忙しい1日です。帰りは全州駅から龍山駅まで乗り換えなしのKTX708号でソウルに戻ります!来た電車はKTX-2ことKTX山川(サンチョン)号です。一応韓国の会社が独自に設計・開発した車両で、開業当時不評だった進行方向逆向き固定座席も反転できるようにしたりと改良を加えた車両です。ちなみにKTX、車内でWi-fiも無料で使えたりします。画面には1時間程度のネットサーフィンや10分以内の動画像ダウンロード等ができるとの表示が出てきて制限つきではありますがちょこっとスマホなどで検索したい時には重宝するかもしれません。でもずっと乗車中使っていると目的地に着く前にもう使えませんとの表示がでることがしばしばなのでちょっとイラつくかもしれませんが・・・そして普通席にもこんな感じでオーディオ用のジャックがあってオーディオサービスが楽しめます。ただイヤホンは普通席にはなく自分で持ってきたイヤホンを差し込んで使わなければなりません。でも車内常備の広報誌にもチャンネルの案内は書いてないし、1chのラジオ放送の再送信?のようなチャンネルの音質はわるいし、韓国の曲は聞けるけど同じ歌を永久エンドレス?!しているなどなんだかむちゃくちゃなサービス。これはちょっとKORAILさん、考えないとだめですよ。本当に。(あるいは乗ったこの列車だけそうだったんでしょうか。。)で車内常備の広報誌を見ていたら、こんな韓国の鉄道の遅延時の払い戻し規定が掲載されていました。KTXと春川へ行くITX青春号の場合、20分以上遅れると一部払い戻しか次回使える割引券がもらえるそうです。ちなみに1時間以上遅れると50%の払い戻しか、次回100%割引の券がもらえるとか。知らなかった・・・一般の列車も40分以上の遅れで一部払い戻し、割引券がもらえるとのことなので、ちょっと覚えておくといいかもしれませんね。 今回は途中停車する駅が多いKTXだったので大田駅からソウルの手前までのKTX専用高架線で300km/hは出ないかなあともっていたんですが、出ました。300km!でも心なしか新幹線よりは揺れが大きいような気がします。はい。そして漢江をわたる頃、夕日が汝矣島のビルの向こうに沈んでいきました。この漢江鉄橋を渡ると終点龍山駅はすぐです。いやあ、日帰りで全州は確かに疲れます。KTXで戻ってきたので本当に弾丸ツアー。おいしい全州ビビンバもコンナムル(豆もやし)クッパ(わたくしめはビビンバより全州のコンナムル・クッパがお勧めです。本当に味が違います、全州で食べると!)も食べずにソウルに戻ってくるとは本当にもったいなかった。今度はゆっくり全州に家族で行きます!最後にKTXを降りた時に下の子とKTXを背景に写真を撮っていたら、乗務員のアジョッシが下の子に「これ持って帽子かぶって写真撮りな」といって乗務員用の無線機と帽子を貸してくれて記念撮影!JALのパイロットさんにも昔、搭乗ゲート前で座っていたら下の子に帽子を貸してくれて一緒に記念撮影してもらったんですが、下の子、滅多にないことだったのでちょっと興奮気味・・・いやあ、どこの国の鉄道マンも鉄道好きな子どもをみるとこんなサービスしてくれるんですね。KTXアジョッシ、カムサハムニダ!ということで駆け足での全州往復日帰り旅はおしまい、おしまい!↓ 全州ビビンバの具材の冷凍モノなんかも日本に輸出されているんですね。全州マッコリもあるのかあ。でも直接行って地元で食べた方か一番いいかな??また今度いこっと!    

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