この「記憶域プール」から一部または全部を使って仮想的なディスクである「仮想ディスク」を定義することが可能となりました。
たとえばシステムに1TB、2TB、3TBの3つの物理ディスクが接続されている場合、これらすべての容量を合計した6TBの領域を「記憶域プール」として使うことができます。この6TBの中から、たとえば3TBの「仮想ディスク」を2つ確保すれば、3台の物理ディスクから2つの仮想ディスクを作り出すことが可能となります。
さらに、この仮想ディスクでは「プロピジョニング」と呼ばれる機能により、実際に存在する物理ディスクよりも大きな容量を確保することもできます。windows server 2012 価格たとえば先ほどの例で、6TBの物理ディスクしか接続されていない場合でも、これを超える容量、たとえば10TBの仮想ディスクを定義することができます。もちろん実際にはディスク容且は足りないわけですから、10TBの容量すべてが記憶できるわけではありません。実際にそのディスクが使われてゆき、合計6TBを超えそうになった際に物理ディスクを新たに接続して「記憶域プール」に追加することができるのです。
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