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カテゴリ:スタートレック
普通、シリーズモノの場合、主要な登場人物は死にません。そう言う意味では今回のデータ(正確には人物ではありませんが)の死は常識やぶりでしょう。しかし、B4が残りました。スポックが次の映画で復活したように、B4はデータになれるのでしょうか?
この映画では同じ自分が敵であるクローン、というのでとても重い設定であるかのように論じられました。しかし、たかが遺伝子が同じと言うだけです。遺伝子が同じなら一卵生双生児というクローンです。でも、一卵生双生児がだからといって、自分と同じだと思うでしょうか。まさか。 実験室でクローンのはずの純系マウスを使っていても、個性があります。例えば、同じ薬に同じに反応するのではない。たとえ、同じ遺伝子をもつ固体が同じ環境にあっても確率で生体の反応は異なるのは科学的に確かなのですから、同じ人生をたどることはあり得ないのです。 細胞質遺伝の問題もあります。男性には悔しいでしょうが、ミトコンドリのように、母親由来でしか遺伝しないもののあります。クローンとてしょせんは核細胞質だけの問題。ミトコンドリアは違います。また、細胞質遺伝もあって、発生が異なるのだから、ますます、たかがクローンで同じにはなり得ないのです。 だから、何も悩む必要などないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.22 23:44:54
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