クロノメーター規格を買った。
物欲。
SMBC日興証券の、もしもイチローが社長だったら?
というインタビュー・ビデオシリーズは大変示唆に富んでいた。
イチローは、物欲に関しては肯定的だった。人生の最期には物欲なんか要らなかったなとなるだろうけど、人生の途中では物欲は有って良いもの、むしろ何か欲しい物があることによって仕事を頑張れるもの、という意味の肯定的な事を述べている。
是非このシリーズを観てほしい。
少なくはなって来たが、53歳の私もいまだに物欲はある。車とか服とかワインとかの物欲は一切無くなったけど、絵とか芸術品とか小物はまだまだ欲しいのだっ!!
クロノメーター。
クロノメーター規格はその基準は難しくてよく分からないけど、厳しい基準を突破した時計のムーブメントに与えられるのだ。
この度、生まれて初めてクロノメーター規格の時計をかった。しかもポン乗せではない、オリジナルムーブメントである。
でも、クロノメーターではない時計とそんなに大差は無いはず。
クロノメーターだろうが無かろうが機能には変わらないから、
どーでもいーんだきっと。
と、いうより、200円のデジタルクォーツ時計の方が機械式クロノメーターよりも正確である事は間違いがない。だから機械式腕時計を着ける事は自己満足以外にはその理由が考えられない。
それか、意味があるとすれば、1日10秒とか20秒狂う時計をつける事で、自分は少しだけゆとりがある人間、或いはハンドルの遊びのような幅がある人間という主張ができるかもしれない。