凱旋門賞とスプリンターズステークス
話題は戦国の浅井三姉妹物語から一気に2021年10/3フランスの凱旋門賞に飛ぶ。
飛び過ぎだが人の気持ちは移ろいやすいもの。
ハリケーンレーンという7戦6勝 3着1回のスーパーホースが出てくるが、この馬に7回全て乗っていたビュイック騎手は苦渋の選択でアダイヤーという6戦3勝 2着2回の馬を選んだ。
ビュイックはアダイヤーに1回しか乗っていないがその強さを見抜いたのだろうか。
ハリケーンレーンが唯一3着に負けたエプソムダービーで勝ったのがアダイヤー。この時3着になったハリケーンレーンからもビュイック騎手はアダイヤーの抜け出しの脚を見ている。
この2頭は父が共にフランケルでサドラーズウェルズ系統との事で、凱旋門賞の馬場は折り紙付きに合う。
2頭共にゴドルフィンの馬である。
勝つのはビュイックが選んだアダイヤーだろう。
ディープインパクト産駒スノーフォールは英オークス16馬身差、アイルランドオークス8馬身差の圧勝だが、前走はスローペースでまさかの2着となった。フランスの馬場が合わない可能性も捨てきれないため良くても3着かと思う。
武豊が悲願の凱旋門賞勝利を一緒に目指すブルームは明らかに力が劣る。オッズメーカーで66倍付くところもある。
現地のオッズメーカーではディープボンドは穴評価25倍程度で、クロノジェネシスも58キロを背負う為か12倍程度とさほど評価されていない。。
現在、最も良い倍率を付けているオッズメーカーで、アダイヤーとタルナワが2.75倍、
ハリケーンレーンが5倍、スノーフォールは5.5倍である。クロノジェネシスは10倍だから単勝としては信頼されていないし、ディープボンドは28倍とまず勝たないと評価されている。日本ではディープボンド勝つかも?みたいなファンも結構いる(←馬鹿である。ディープボンドとコントレイルとカレンブーケドールとデアリング タクトとクロノジェネシスが2400mを5頭で走ったらディープボンドがビリになる。日本でさえこんな馬が凱旋門賞で勝つだろうか?)。ディープボンドが勝った前哨戦フォワ賞は1線級の馬が出ない事で有名なレースで、フォワ賞を勝って凱旋門賞を勝った馬は1頭しかいない。また2着になったブルームは絶対本番は勝てない。
と、いうことは、日本で発売される凱旋門賞馬券は、現地では人気の無い日本馬2騎と、ディープインパクト産駒スノーフォールと武豊ブルームのオッズに引っ張られて、つまり純外国馬同士の組み合わせはその決着するであろう確率よりオッズは美味しいはず。
勝のはタルナワ (アガ・カーン殿下所有)かアダイヤー (シェイク・モハメド殿下所有)でほぼ決まり。
3連単
1着 タルナワ・アダイヤー
2着 タルナワ・アダイヤー・ハリケーンレーン
3着 タルナワ・アダイヤー・ハリケーンレーン・スノーフォール 8点で的中!
10月3日の
スプリンターズステークス(G1)は、勝つのはビアンフェ。
理由。
今年の凱旋門賞に挑戦するクロノジェネシスは凱旋門賞海外遠征協力金500万円をJRAから受け取る。これは、日本のG1を勝っている馬が凱旋門賞に出走した場合500万円。その馬が帰国後ジャパンCか有馬記念に出走したら更に1000万円JRAが出すと決めた。だからクロノジェネシスは必ず有馬記念に出走する。クロノジェネシスはフランスに往復してもお釣りがくる1500万円を受け取れる。
大体フランスまで馬が行って帰って500万円はかかると言われる。日本馬が凱旋門賞に出ることで、これによりJRAは日本で凱旋門賞を売ることが出来る。
すると今年はコロナ禍でファンはやることが無いので50億円ぐらい売れちゃう可能性がある。フランスの競馬の馬券販売機関パリミューチュエルアーバン(PMU)の凱旋門賞の売上は20億円程度であり、日本の半分である。
では凱旋門賞の優勝賞金3億5000万円はどこから出ているのか?
それは日本やイギリス、アメリカなどで馬券を販売しているのでライブ映像の放映権と、何らかの手数料をフランスの競馬会(フランス・ギャロ)はJRAなどから受け取っているからである。これは秘匿されている。多分50億売れたら5%の2.5億円ぐらいJRAは支払うのではないか。
50億円はマイルチャンピオンシップと同じぐらいの売上であり、JRAはどうしても売りたい。しかも今年はスノーフォールというディープ産駒の牝馬がいるので盛り上がるのは必至。
しかし、万一、クロノジェネシスが挑戦しなくなると2021凱旋門賞の発売が出来ないJRAは、もしもクロノジェネシスに何かアクシデントがあって凱旋門を取りやめた場合に備えておきたかった。。
さて、ここからは完全に推測である。
JRAは万一クロノジェネシスがダメになった時の為にダブルで出走馬をスタンバイさせたかったので、日本のG1勝ち馬の中から海外遠征協力金をエサにして凱旋門賞挑戦馬を探して、当たりをつけていたハズである。JRAの中にそういう組織は無いかもしれないが、世の中には代理店と言うものがある。
しかし他に出走意欲のある有力馬とオーナーは居なかった。
ディープボンドは、日本でG1を勝っていないので、この500万円は出ないし、帰国後にJCか有馬に出ても1000万円は出ない。それでもJRA側は前田晋二オーナーに凱旋門賞挑戦をお願いし、前田オーナーは快諾した。(と推測。。)兄の前田幸治所有のエントシャイデンを帯同馬としてパリに連れて行った。しかしディープボンドはフォワ賞は勝てるかもしれないが凱旋門賞は勝てる見込みは全くない事ぐらいは前田オーナーならわかるはず。フォワ賞は勝っても賞金900万円。遠征費用の半分ぐらいにしかならない。帯同馬のエントシャイデンに至っては全く勝てる見込みの無いオープン競争と、10/3ロンシャン競馬場のG1フォレ賞に出走するのである。2頭の遠征費もろもろは1500万円にはなるだろう。
その代わり、ビアンフェのスプリンターズS優勝があるとすればどうだろうか。
このレースには前田幸治オーナーのジャンダルムも出ているが、ジャンダルムはもう6歳で最近はリステッドレースしか勝てない。ジャンダルムの母ビリーヴは前田幸治オーナーの馬ではあったがノースヒルズ生産馬ではなかった。
ビアンフェの母ルシュクルは前田一族が運営するノースヒルズ牧場の生産馬だし、ビアンフェの2つ上の兄がエントシャイデンなので、ビアンフェの兄弟が凱旋門賞挑戦を支えた、ここで2021年の凱旋門賞とビアンフェは繋がっているのである。父のキズナも凱旋門賞に出ている。しかもビアンフェの兄はスプリンターズステークスの6時間後にはフランスの1400mのG1レースに出るのである。
ビアンフェのオーナーは前田幸治の息子の前田幸貴、25歳でG1を勝てば最年少G1勝利馬のオーナーの称号が手に入る。前田幸治は慶應卒の息子が華々しく競馬会にデビューして欲しい事だろう。もうとっくに馬主だけどさ。
しかもビアンフェは騙馬なので種牡馬にはなれないからスプリンターを勝ったところで何ら将来の馬産に影響は無い。
と、いうことで、ビアンフェが逃げて、他の騎手が誰も「ビアンフェを追い抜かなければ」ビアンフェが優勝する。
モズスーパーフレアやファストフォースという素晴らしい出足の逃げ馬がいるのでビアンフェが先頭に立てるのか?という疑問があるかもしれないが、全ては決まっていると考えればどうだろうか。
3連単
ビアンフェ
ピクシーナイト、メイケイエール、レシステンシア、ダノンスマッシュ、
1.2.4.6.9.12.13.14.16