chateauneuf du Pape 2019
シャトーニュフ デュ パープ は法皇庁のワインという意味で、、ローマ法王がアヴィニョンに捕囚されていた頃に作られ始めたから、パープ=法皇 という名前の付いた地域ワイン AOCとなっている。かつては、2000円台の物が多く、ボルドーより安価だったが、最近は非常に高価になってきた。かつて、かなり前、シャトー、ド ボーカステルという有名な造り手のこの地区のワインを飲んだ時、それは、やまや で、3980円だったのだが、あまりの美味しさに驚愕したものである。果実味の凝縮感と深み、甘み、重層感が折り重なっていたのを覚えている。さて、このワインは、PBブランド物ではあるが、実際にはドメーヌで作られている。色が若干薄めのガーネットで、香りが華やかだが、香りが少し弱い。そのせいか、甘みとか旨みは十分だが、濃縮感はもう少しである。しかし、2800円でこの品質は素晴らしい。