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テーマ:日本の医療(131)
カテゴリ:医療系
患者さんの中にも、ヘビースモーカーはいるわけでして、
全身麻酔の手術が必要な人ってのは、 本当は、1ヶ月前からの禁煙が理想なのですが・・・ 「んなもん、やめられるわけがないだろ」 と。 さて、とあるヘビースモーカーならぬチェーンスモーカーの患者さんに対して 鼻の軟骨と粘膜を他所へ移植する手術をすることになりました。 全身麻酔で挿管するということもあって、 タバコはやめるようにと、恒例のごとく話をしました。 たぶん、禁煙は無理だろうと思いつつ、 でもまさか、術後1日目の、包帯ぐるぐる巻きの状態では 吸うわけはないだろう、とも思っていたのですが ところが、術後1日目の朝から患者さんが見当たらず あちこち探し回ったのですが、結局、見つけ切れませんでした。 翌日、どこに行ってたの? タバコを吸いにいってたの? とたずねると 「こんな、鼻に詰め物されてたら、息が抜けなくて、タバコなんか吸えへんわ!」 とキレているようでした・・・ ふーーーん。 へーーーぇ。 鼻中隔の軟骨と粘膜を採るとけっこう出血するので、 軟膏ガーゼをこれでもかと詰めこんだのですが こんなんでタバコを吸いたくなくなるんだったら なかなかお手軽で、いい方法だわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月15日 06時14分31秒
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