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カテゴリ:愛犬との日々
■揺れている、揺れている 久しぶりに再会したハッピー君をお留守番に残して、昨夜走った道を、今日はまた福岡に向かって走る。 「通算108日間ぶりの再会でしたが」 (昨日の続きみたいに、食べ物を欲しがるハッピー君) ご主人様のご無事のご帰還よりも、食べ物の方に興味関心があるようだ。昨夜ドアを開けたときに、吠えたり驚いたりはしなかったので、ご主人様のことはハッピー君のメモリーのどこかには格納されていたようだ。 予定時刻の午後1時前に福岡検疫所に着いた。予防注射の種類によっては、この日、水曜日だけしか実施されないものもあって、予約していた人は十数人いて待合室はほぼ満員状態だった。 この日この時間に、この検疫所に着かないと、次の旅に出ることができないので、昨夜中に帰宅できたことは本当に良かった。一時は、大阪泊りで新幹線乗り継ぎを考えたほどだった。 問診のあと、黄熱病の予防注射を打ってもらう。様子を見るために30分間足止めされたあと、証明書をもらって車に戻る。 このあと、車に乗っている間は気づかないが、車を降りて歩いている時に、床が揺れているような感覚がつきまとっていた。どうも、注射の影響ではないようだ。 考えられるのは、100日以上も船に揺られていたことによる平衡感覚の異変だ。特に階段を上り下りするときには、おもわず手すりにつかまりたくなる。これは、船酔いではなくて、船酔い後遺症。勝手に「岡(おか)酔い」と病名をつけてみた。 思えば、サンクトベテルブルグの豪華なホテル(昼食会場)でも、アカプルコの立派な石作りの大学でも、ふとしたはずみで揺れている感覚があった。 夜、湯船につかってお湯をかき回すと、「きたきた、湯船が揺れている!」この状態の回復には、どうもしばらくかかりそうである。船にいた時よりも気分的には落ち着かないので始末におえない。 この感覚は自分だけなのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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