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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅について
■ボリビアの夏がなつかしい 今日から12月。日本は冬の寒さに向かってまっしぐらという感じです。 日本とは逆に、これから初夏から真夏の季節に向かうボリビア。鳥や犬の鳴き声、たわわに実がなったマンゴーの木。赤や黄色の色とりどりのよく手入れがされた庭の花や樹木。サンファン日本人居留地の親戚の家がなつかしい今日この頃です。 サンファンから130Km離れたサンタクルスは、品物が豊富でスーパーでの買い物が楽しそうでした。自分自身は何も買わなかったけど、生活には大変便利な町のようでした。サマエパタからの帰り道にトイレ休憩で立ち寄った市場には、庶民の生活のにおいが満ちていて、面白かったです。サンタクルスの市場には行けなかったのですが、多分同じような雰囲気だったでしょう。 スクレの白い建物はとても印象的でした。1世紀前までは首都だったというだけあって歴史を感じさせてくれた町です。学生ガイドのエリカは元気にやっているでしょうか。メアドを交換したので写真を送ってやりたいと思っています。 ポトシはほとんど通り過ぎただけの町です。高度が高く、町を行く人たちの表情もちょっと下を向いた感じでした。少しでも街を歩いてたら面白かったろうと思います。しかし、我々の一行はみんな体力的余裕がなく、時間的な余裕もなかたっので残念でした。 ウユニは全体が白という印象で、今も頭の中が真っ白です。ホテルも白い塩でできているし、塩湖全体は白いスケートリンクみたいでした。本当に巨大な塩の湖というか塩の平原。本当にそこに行ったのか、今思えばまるで夢の中のでき事のようです。 そのウユニ塩湖のど真ん中で自転車の故障で立ち往生していたご夫婦とHPのアドレスを交換しました。昨日、彼らのHPを見ました。ブログとホームページに整理してしっかりと自転車の旅の記録を残してありました。 ラパスは、我々の仲間は薄い酸素で体力を落とした者が多かったのですが、自分はなぜかそんなに気にならなかったので、もう一度行きたい町です。自分は基本的にはごみごみした生活のにおいが好きなのです。 ラパス2日目の朝のストライキの様子も見たかったのですが、人混みの中は危険だという従兄弟たちのアドバイスに、素直に従った私でした。まあ、安全は何よりも一番優先することですから、それはしかたありません。 「ボリビアの旅で訪問した都市」 船旅でのコロンビアやパナマやグアテマラでもそうでしたが、地元の人のしゃべるときの表情やしぐさに、私たち日本人と共通するものを感じました。だから、今回訪れたボリビアの町は、どこでも親しみを感じました。 ちょっと、今日はボリビアのいろいろな町のことを思い出して書いてみました。旅行者だから、このような楽天的な感想でいいのでしょう。 そこに住んでいる叔父・叔母や従兄弟、その子どもたちは、町の治安や地元の人のマナー、環境、ゴミ問題など、多くの課題を持った国だということを体感しているのです。 今日、届いたボリビアからのメールには、ストが多発してブロッキング(道路封鎖)も頻発しているとありました。自分たちの来日がもう1週間遅れていたら、ウユニ塩湖・ラパス・チチカカ湖への旅もどうなったかわからないということです。 私たちは、ちょうどいいタイミングでボリビアに行ったことになるようです。 あの、スクレからウユニ塩湖に至る、延々と9時間のラフロードの山岳ルート。叔父が言っていました。「日本人であのルートを走ったのは、お前たちが初めてかも知れないな」と。本当に、かけがえのない体験をさせてもらいました。 ボリビアでは、もう早稲の田んぼの稲刈りがはじまることでしょう。今朝も、16,000羽の鶏の卵の採卵が行われたでしょう。数百頭の牛たちは、元気に今日も牧草を食べているでしょう。サンファンの自宅から250Kmも離れた、標高1800mの高冷地サマエパタの果樹園の柿の実は、1日1日と大きくなり、来年の3月には見事に色づくことでしょう。 みんなで笑顔で楽しく語り合った日々が、もうずっと前のことのように思えます。 今日の自分はと言えば、飛行機の中で眼鏡が壊れたので造り直してもらい、取りに行きました。それから、寿命が来たらしいバイクのバッテリーを交換に行きました。しかし、充電などの準備が必要ということで、明日また出直すことになりました。雨にならなければ、明日交換作業をしてもらう予定です。 ボリビアの従兄弟たちは動植物を相手に忙しく働いているだろうに、自分は今日も結構のんびりと過ごしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/12/02 12:25:51 PM
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