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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅について
■まずは、ムービーの編集から 今から20年ほど前にヨーロッパを旅した時、VHS-Cのビデオカセットを20本とカラーフィルムを30本ほど持って行った。これらは結構なお荷物となった。VHS-Cカセットの容積はVHSの約3分の1だったが、記録容量も少なくて1本30分であった。 今はデジタル技術の進歩で旅の記録も大変容易にできる。でも、あまり簡単に記録できるのでつい記録量が多くなりがちだ。写真で言えば、シャッターを押す回数はフィルム時代の数倍に増えているだろう。 旅に出てもデジカメなど持ち歩かない、どうしても撮りたい時はケータイのカメラで済ますという人もいる。旅の記録をどこまでするかは、その人の旅に対するスタンスの違いによる。自分は、旅の記録は結構こまめにしてきたほうだ。 写真はフィルム時代からたくさん撮ってきた。しかし、15年ほど前にカシオの80万画素のデジカメを使ったのを皮切りに、だんだんデジタルカメラに比重が移りフィルムカメラから遠ざかっていった。 ムービーは8mmカメラから始めた。ビデオはカメラとレコーダーが分離したベータの携帯ビデオカメラが最初であった。その後、VHSからVHS-Cと買い替えていった。 しかし、デジタルムービーの時代になってからムービーに関心がなくなった。記録しても、あとで見たり編集したりすることがあまりないことに気づいたからである。この20年ほど動画撮影から離れていた。 しかし、デジカメでも結構よいムービーが撮れることに気づいた昨年ごろから、また動画撮影を始めた。しかし、撮りっぱなしでハードディスクに溜めていても意味がない。ハードディスクに書き込まれたデータは、その時点で「お蔵入り」である。もう、そのデータはあとでアクセスされることはほとんど無いといっていい。 今、自分の部屋には、フィルムやカセットテープ、ビデオテープなどが大量に「埋蔵」されている。デジタル時代になってからのCD-R、MOなども多い。それらのデータは、今完全に死蔵されている。使わなくなったパソコンの中のデータも同じである。 データを少しでも活用したいなら、人の目に触れる状態にすることだ。ということで、最近は時間だけはたくさんあるので、ムービーや写真の編集を思い立った。とりあえずの目標は、昨年のボリビア15日間の旅を40分ほどの映像にまとめることである。 「習うよりも慣れろ」 (買って来た解説本の内容は、ほぼ自分が試行錯誤で試していたレベルだった) 記録といっても、簡単なメモと文章のほうがあとで生きてくる場合もある。 紀行文の記念碑的な名作「深夜特急」(沢木耕太郎;新潮社)は、旅の時間と費用を記録したメモと、日々の心境をつづった知人あての大量の手紙から生まれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/02/07 12:42:29 AM
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