|
テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅について
カターニアの町の象徴 大型連休も後半に入った。珍しく買った週刊誌の表紙のデザインが、どうもどっかで見たような図柄であった。象が乗っているモニュメントらしきものが、表紙のモチーフになっている。 「どっかで見たような」 そして、思い出した。これは昨年の夏に寄港したイタリア、シチリア島のカターニアの町で見たような気がする。そこで、ハードディスクのファイルを探してみると、確かにそうだった。カターニアの町のスナップの中に、同じモニュメントが映っていた。 「象の像」 この象は、ローマ帝政時代のものと言われ、溶岩で作られているという。溶岩なら、近くの活火山エトナ山から流れてきたものだろう。大聖堂がある町の中心広場にあった。 イタリアと象は、ちょっと結びつかないが、アフリカ北部を含めた地中海世界を支配したローマ帝国時代の作とあれば、そう奇異な感はない。日本でも。戦国時代の織田信長は日本に送られてきた象を見ている。 「夜の中心広場」 この日の帰船リミットは22時。ラテン系の人々は、昼寝(シエスタ)して、夜の時間を楽しむ。午後9時を過ぎても、中心広場では多くの人が思い思いに時を過ごしていた。 ↓地球一周の船旅、2011年8月25日のブログ 「週刊文春5月3日・10号」210ページの「表紙はうたう」の項に、表紙を描いた和田誠は次のようなことを書いている。 「おととしシチリア島を旅した時、島で第二の都市と言われるカターニアに寄ったら、町の真ん中に象さんの象が。町の名物らしくピザ屋さんの看板にも描かれていました」 年に1冊買うか買わないかという週刊誌の表紙が、自分が昨年撮影したモニュメントだったこと、それも、自分の写真と全く同じアングルのデザインだったのには驚いた。 しかし、自分もピザ屋さんで夕食を食べたが、看板には気づかなかったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/05/06 06:25:39 PM
コメント(0) | コメントを書く
[旅について] カテゴリの最新記事
|