|
カテゴリ:最近の出来事
1977年発売のフィルムカメラ 人生初の一眼レフは大学時代に祖母から買ってもらったminolta SRT101 だった。 ↓minolta SRT101を紹介した2012年7月14日の記事 その後、自分の給料ではじめて買った一眼レフはminolta XD である。1977年10月に発売されたボディの定価は78,000円で、50mm F1.4レンズが30,000円だった。 「minolta XD+MDロッコール50mm F1.4」 XDを久しぶりに防湿庫から出してみた。巻き上げレバーは動くし、B(バルブ)とメカニカルシャッター(1/100秒)は切れる。だが、他の速度の電子シャッターが切れない。露出計も動作していないようだ。そこで、取りあえず電池を交換してみることにした。 XD はボタン電池SR44(1.5V)が2個必要だ。某大手カメラチェーン店で買ったら1個700円、2個で1,400円の出費だった。だが、そのあと行ったホームセンターでは同じ電池を1個240円(メーカー違い)で販売していた。買い物前のリサーチ不足を反省した。 電池を交換したがやはり動かない。ネットで調べるとXDのシャッターが切れない時はIC基板の交換が必要らしい。そして、修理料金は最低でも2万円はかかるようだ。 「裏蓋を外してみた」 愛着あるカメラだが、2万円以上かけて修理する踏ん切りがつかない。未練たらしく電池ケースの裏蓋をミニドライバーの先で数回磨いてみた。そして電池ケースをねじ込んでシャッターを半押ししたら、ファインダーの中の赤い発光ダイオードが点灯している。 まさかと思ってシャッターを押すと、何ときちんとシャッターが落ちるではないか。このカメラには、M=マニュアル、A=絞り優先、S=シャッター優先の3つのモードがある。どのモードでも正常にシャッターが落ち、絞りもなめらかに作動しているようだ。 「XDの3つの露出モード」 単純なメカニズムのアナログフィルムカメラの故障は、一番シンプルかつベーシックなトラブルが原因だった。 続いて、純正のオートワインダーを装着したら、赤いダイオードが点灯して作動せず。電源は単3電池4本。これも電池交換でよみがえるだろうか、近いうちに試してみよう。 手持ちのロッコールレンズは50mm F1.4 の1本だけ。でも、シンプルなカメラにはシンプルに標準レンズ1本でよし。時間を見つけてXDの試し撮りをしてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[最近の出来事] カテゴリの最新記事
|