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イカのいろいろ イカ(烏賊)のことを広辞苑では「イカ綱(頭足類)ツツイカ目とコウイカ目の軟体動物の総称」と書いてある。分類学上は「軟体動物門頭足綱十腕形上目」というらしい。 一口にイカといっても種類は多い。佐賀県唐津地方でイカといえば普通はヤリイカのことを指す。ヤリイカは胴が細長い円筒状でひれの形が槍の形に似ている。 唐津市呼子町では、水揚げされたイカを生きたまま刺身にして食膳に載せる「イカの活き造り」が名物料理である。今日は、遠来のお客さんと呼子にイカを食べに行った。 一般には活き造りにはヤリイカが使われるが、春の産卵期以降はだんだん獲れなくなる。そのため、秋以降はヤリイカの代わりにコウイカが使われる。店員さんが申し訳なさそうに「コウイカになりますがよろしいですか」と訊いてくる。 「コウイカの活き造り」 コウイカは胴が楕円形の形をしていて体内に殻を持つ。ひれが小さくて首(?)が短いうえに身が厚いので、一見してとても「イカツイ」形をしている。 ヤリイカのコリコリした歯ごたえと淡泊な味もいいが、コウイカのもっちりした食感と甘みもなかなか良い。遠来の客人も、皿の上で色が変わるコウイカの身を見て驚き、食べてみてその味わいを堪能していた。 唐津市では、「唐津呼子イカ検定」を実施している。イカについてもっと知って見ようと思うなら公式本を手に入れて挑戦してみるといい。 ↓唐津観光協会「唐津・呼子イカ検定」のページ イカのことをよく知って活き造りを味わうと、さらに美味しく、有り難くいただけるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/11/06 10:04:01 PM
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