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テーマ:食べ物あれこれ(50336)
カテゴリ:温泉・日帰り湯
武雄温泉と伊万里牛 冷たい雨が降っている。3連休のあとの平日というのに武雄温泉の駐車場は満車だった。すぐ近くの別の駐車場に車を停めて傘をさして少しだけ歩く。武雄温泉の楼門は、つい最近リニューアルオープンした東京駅を設計した佐賀県唐津市出身の建築家辰野金吾が設計したものである。 武雄温泉に行ったら、いつもは古くて伝統ある「元湯」に入るが、今日は新館にある「鷺の湯」に入ることにした。入浴料600円。この新館の裏側の屋根には東京駅にあるようなドーム型の飾り屋根がつけてある。辰野金吾の建築をイメージしてあるのだろう。 「武雄温泉楼門(左)と新館」 温泉で疲れをとって伊万里市内に向かう。そして、何回か行ったことのある伊万里牛のステーキ専門店に入る。「佐賀牛」という全国的に厳しい基準で生産されている黒毛和牛肉のブランドがあるのに「伊万里牛」という呼び方もある。伊万里市も同じ佐賀県なのになぜだろう。 調べてみると、「JAグループさが」の管内の肥育農家で生産されるのが「佐賀牛」だということがわかった。佐賀県には「JAグループさが」に入っていない単位JAが3つあって、「JA伊万里」もその一つなのだ。だから、「佐賀牛」と名乗らずに「伊万里牛」というのだ。 厳しい品質基準と宣伝により「佐賀牛」は全国ブランドに成長した。「佐賀牛」にも格付けがあって「佐賀牛」と「佐賀産和牛」に分けられる。まず、(社)日本食肉格付協会の定める肉質の5等級および4等級の肉を広義の「佐賀牛」という。そのなかでBMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)の7以上が「佐賀牛」で、それ以下を「佐賀産和牛」と呼ぶようだ。 BMSとは、「肉の色沢」、「肉のしまりときめ」、「脂肪の色沢と質」で評価するものらしい。肉全体の色合いが鮮やかで、霜降りの度合いが高くてきめ細かな肉が高く評価されるようだ。つまり日本人好みの肉ということである。 ↓佐賀牛のホームページはこちら 伊万里牛も佐賀牛に劣らない高級肉だ。今日は少し奮発して伊万里牛のステーキディナーにした。 「レアで味わう」 この肉はしゃぶしゃぶで食べた方が美味しいかもしれない。しかし、しゃぶしゃぶならステーキの2倍以上は食べられて財布がもたないかもしれない。 「デザートも美味しかった」 今日あらためて気づいたことがある。仕事をリタイアすると年度ではなくて誕生日が1年間のくぎりになることに。また新しい、自分の、自分による、自分のための1年間が始まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/02/13 05:45:06 PM
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