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テーマ:今日の出来事(289261)
カテゴリ:最近の出来事
アナログゲームの良さを再認識 羽根つきや凧あげ、百人一首などは映画「男はつらいよ」では定番の正月シーンでした。正月のお年玉で買ってもらうのはプラモデル、レーシングカー、野球盤、付録満載の少年少女雑誌などでした。家族や親戚一同で百人一首やいろはかるたをしたのも懐かしいものです。 しかし、これらは昭和30年代までの正月の風景です。寅さん映画の第1作は1965(昭和40)年で、東京オリンピックの翌年です。昭和40年代に入ると、実際には羽根つきや凧あげをする子どもを見かけることは少なくなっていました。だから、羽根つきや凧あげが寅さん映画のシーンとして際立っていたのです。 そして、経済の高度成長の終わり(1970年代前半)ごろからカラーテレビ全盛の時代となり、子どもたちの遊びもテレビゲームが中心になっていきます。1995年にはWindows95が発売され、コンピュータゲーム全盛の時代になっていきました。 こうして、遊びの世界もアナログからデジタルへと変わっていこうとしています。今や小学生がスマートフォンやタブレットを駆使する時代です。 しかし、今年の正月は親戚の子どもたちがなつかしいゲームをやっていました。 「アナログなゲーム」 この「人生ゲーム」の日本語版は1968年に出ています。映画「男はつらいよ」と同じくらいの歴史を持っているのです。自分は遊んだことがありませんが、サイコロの代わりにルーレットを回し、出た目によって自分で選択しながら人生をつくっていくゲームで双六(すごろく)ゲームに似ています。 模擬の紙幣や株券をやりとりしながら、人生のチャンスを選んでいく。対面しながら最大6人までが遊べるというから麻雀よりもすごいかもしれません。麻雀で点棒が減っていくように、人生ゲームでも紙幣や株券が減っていきます。しかもそれはデジタルの表示ではなくリアルに目で見えるのです。 アナログゲームではデジタルにはない喜びや悔しさを感じるでしょう。ゲームが終わればとっ散ららかした道具を片付けないと次に使えない。こういうことも子どもたちの大切な教育の場となります。 アナログゲームの良さをもっと見直すべきだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/01/03 02:27:30 PM
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