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テーマ:今日の出来事(292599)
カテゴリ:最近の出来事
中心街の活性化のために 3月26日は結婚記念日ということで、県庁所在地にあるレストランに出かけました。選んだのは、市の中心街にある中国料理店です。 その料理店の住所は「S市中央本町」でした。町名表示を見て懐かしさがよみがえってきました。かつて、駅から大学に向かう道すがらこの辺りをよく歩いたものです。 当時、この辺りには行きつけの喫茶店、映画館、パチンコ店などがありました。しかし、久しぶりに行ったら、辺りはさら地になったり駐車場になったりして街並みがすっかり変わってしまっていました。思い出の店の場所がどこだったのか、よくわかりませんでした。 「中国料理の店」 全国の地方都市には、今日の「中央本町」とか、「〇〇銀座」、「〇〇駅前商店街」、「〇〇横丁」などと名付けられた繁華街がありました。しかし、車社会になるとともに人の流れが少なくなり、1970年代半ばの経済高度成長の終焉とともにすっかり寂れてしまいました。 ここ十数年来、地方都市の郊外には次々に大型のショッピングモールが進出してきました。ショッピングモールは広い駐車場を有し、周辺町村の購買力をも引きつけています。このことが、中心市街地の空洞化にますます拍車をかけています。 「地方の活性化」というかけ声はよく耳にします。住民の人たちのアイデアで一定の成果をあげている町も多いようです。しかし、地域の人々の絆を強める効果はあっても、継続的な集客や経済効果につながっている取り組みは少ないようです。 今日行った中国料理店は、平日にもかかわらず何組かの客でにぎわっていました。昼食時間には、手頃な値段のランチメニューもあり人気があるそうです。美味しい料理と質の高いサービスで、ゆったりした時間を過ごすことができました。
このようなお店がもっと増えたら、中心市街地の活性化につながるのかもしれません。 大型ショッピングモールは確かに多機能で便利です。買い物も映画も食事も、1ヶ所で済ませることができます。しかし、ショッピングモールには個性というものがありません。 地方都市には、地域の歴史や文化を感じさせてくれる物や場所がたくさんあります。それらの遺産を活かして、「唯一無二の町づくり」を進めることが大事だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/03/29 09:49:46 PM
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