Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

明治維新150周年を控えて

　佐賀城周辺の整備が進んでいる。来年は明治維新(1868年)から150周年ということで、幕末期の佐賀藩第10代藩主鍋島直正公の銅像も佐賀城の門の横に建てられた。

「鍋島直正像」

(天保元年(1830年)、17歳で藩主の座に就いている)

　窮乏していた藩の財政を改革を保守派の役人を一掃して藩政改革を断行した。近代化を進めるために当時外国との窓口だった長崎に近い利点を生かして蘭学を取り入れた。

　また、藩校弘学館で藩士の教育に力をいれ、のちに明治政府で活躍する江藤新平や大木喬任などを輩出した。このほかに、日本赤十字の創設者佐野常民や立憲改進党を創始しのちに総理大臣となる大隈重信も弘学館で学んでいる。

「佐賀城の門」

(佐賀城では唯一藩政当時から残っている建造物)

　城門の石垣には佐賀の乱の時の弾痕が残っていた。しかし、現在ではさだかに確認できない。城内に入ると本丸御殿が復元されている。

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