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テーマ:中南米の旅(542)
カテゴリ:海外の旅
悪天候で引き返す イグアスの滝のホテルはジャングルの中にある高級リゾートホテルで、吊り橋などで何棟かに分かれていて、最初のころは間違って別の棟に渡ったりして迷った。広大な自然公園の中にたくさんの高級リゾートホテルがある。宿泊客には欧米からの観光客が多い。 「プールもあるホテル」 シャトルバスを待つ間にホテルのショップで民芸品を中心とした土産物を見る。ホテルは町から離れたところに散在しているので、この地の人々の生活の様子が見えないのが残念だ。 「土産品」 マイクロバスで空港に向かう。しかし、なかなか搭乗の案内がなく、やっと搭乗したら今度はなかなか動き出さない。しかしここは南米、自分たちもすっかり南米時間に慣れてしまっているから、「今日中にブエノスアイレスに着けばいいや」とゆっくり考えていた。 随分時間が経ってやっと離陸した。途中で機体がかなり揺れ始めが、そう不安を感じるほどではない。やがて1時間ほどで飛行機は降下し始めた。しかし、見えてきたものは広い平原とラプラタ川ではなく、なんと一面のジャングルだった。 我々の飛行機はイグアスに逆戻りしていたのだ。スペイン語のアナウンスでよくわからなかったが、ブエノスアイレス上空の積乱雲が厚くて着陸できなかったということらしい。 それでも、しばらく乗客は降りることができず機内で待機状態だった。天候が回復次第再度離陸するのだろう。この時間、前方の操縦室のドアが開放されていた。操縦室を公開しているのだろうか。自分も野次馬根性を発揮して前にいってみた。 「計器満載のコックピット」 やがて、客は全部降ろされ本日のフライトは運休となった。今日は日曜日だから、明日から仕事という人も多いだろう。これは想定外の多いに困った事態である。 カウンターでは多くのお客が殺到している。不満は高まりやがて怒号も飛び交うようになったが、言葉がわからない自分にはあんまり様子がわからない。 われわれは、スペイン語がわかる従姉妹が旅行保険会社と連絡をとってくれて、ホテルを確保することが出来た。1日遅れとなる行程に関してもうまく調整できたそうだ。 「確保できたホテル」 こんなとき、自分たちだったらどうしようもなく途方に暮れただろう。心強い従姉妹がいてくれて、この旅最大のハプニングを乗り越えることができた。 このハプニングのおかげで、これまでそれぞれがやらかした失敗談が吹っ飛んだ。旅にハプニングはつきもの。滅多に出来ない経験を地球の裏側で体験できた。 ↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/11/13 12:53:57 PM
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