|
テーマ:中南米の旅(542)
カテゴリ:海外の旅
水田と養鶏場見学 結婚式が終わったと思ったら、田植えが始まっていた。日本の田植機を取り寄せているために苗作りも日本と同じパレットが使われている。 「苗の積み込み」 当初入植時に各農家に割り当てられた耕地は1km×500mだったそうだ。現在でも地名を現すのに、「○○km」というのが使われている。しかし、最初は道路もない密林だったから、まず道路つくりから始まった。 最初は木を切り倒して焼き畑から始まったという。それを繰り返しながら木の根を引き抜き耕地にするのにものすごい労力が払われた。この時の苦労は現在でも入植一世の方々によって語り継がれている。 「8条植えの田植機」 日本製の田植機が活躍しているが、近い将来、GPS付きの精巧な田植機が導入する予定という。こうして栽培される米はサンファン米として出荷されている。まったく日本米と変わらない食感で、各家庭では毎食ご飯を食べ、日本よりも日本らしい食生活がそこにはある。 田んぼを一回りしてしばらく昼寝をする。気温は30度近くに上がっているが湿気がない。室内はとても涼しくて、旅の疲れもあってか知らぬ間に寝入っていた。 夕方養鶏場を見せてもらった。家のすぐ裏にあるが管理が行き届いているためか、日本で問題になるような悪臭が全くしない。現在8棟に1万8千羽を飼っているという。 「自宅裏の鶏舎」 定期的に鶏糞を管理するなど、鶏舎が清潔なために鶏も健康そのものである。6年前に来たときも思ったが、自分の今まで持っていた日本の鶏舎のイメージとは全く違っていた。 「計量と箱詰め」 この作業もボリビア人の使用人が行っている。こうしてサンファンはボリビアにおける鶏卵の1大産地となった。これも永年にわたって日本人移民の方々が努力された結果である。 「送別会」 素晴らしい結婚式、そしてクスコ・マチュピチュ、イグアスの滝、ブエノスアイレス、とて思い出に残る3週間だった。どこもかしこも、とてもインパクトのある旅だった。 サンファンではまるで自分の家にいるようにリラックスさせてもらった。本当に感謝の言葉をいくら並べても足りない。 ↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/11/13 11:08:55 PM
コメント(0) | コメントを書く
[海外の旅] カテゴリの最新記事
|