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テーマ:ニュース(100158)
カテゴリ:最近のニュース
「ジャパングレイス」のエコシップ計画の座礁 1月31日発売、2月7日号の週刊文春に、格安の世界一周クルーズを実施している「ジャパングレイス」の新造船「エコシップ」計画の問題が掲載された。これ以前に「ジャパングレイス」はエコシップの申込者に手紙を送っていたという。 ホームページには次のようにある。 「大切なお知らせ」 ジャパングレイスはこれまで廃船まじかの老朽船をチャーターして約100日間の世界一周クルーズを年間3回のペースで実施してきた。その合間には近隣国へのショートクルーズや50日前後のオセアニアクルーズも行ってきた。 今回問題になっているエコシップは、ジャパングレイスが鳴り物入りで発表した環境にやさしい新時代のクルーズ船のことだ。発表されたのは、自分も乗り合わせていた2016年の第90回南半球クルーズ航海中のことだった。 船客の多くは突然の発表に驚きかつ喜び、その場で2020年のエコシップの第1回クルーズに申し込んできたという人も多かった。それだけ盛り上がっていながら、なかなかエコシップのその後の情報は発表されず、造船所も決まっていないという憶測が流されていた。 「週刊文春の記事」 客船の国際安全基準の大幅な見直しに伴い、新安全基準への適合作業に伴う基本設計の変更のため、2020年3月完成予定の新造船(エコシップ)が、2022年の3月完成に変更となるという内容である。 ジャパングレイスでは、エコシップ申込者に「大切なお知らせ」を送っているようで、エコシップ完成までは別のチャーター船を確保して2隻体制で運航するという。しかし、エコシップに期待して申し込んだ人たちが、新しいチャーター船による航海で満足するだろうか。おそらくキャンセルする人が続出するだろう。申込金の払い戻しには、十分対応できる余裕があると「ジャパングレイス」は言っている。 今回の「週刊文春」の記事に対しては、次のような反論文も掲載している。
週刊文春の記事は、エコシップ計画「座礁」という見出しを掲げているが、2年遅れとアナウンスされている新しい計画も座礁するようでは、ジャパングレイスへの不信感はますます高まることになる。 自身は格段に料金が高くなったエコシップに乗る計画はないが、過去2回世界一周の船旅を利用した者として今後の経過には注目していきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/20 08:53:34 PM
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