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テーマ:カメラと写真について(40)
カテゴリ:カメラと写真
満開時の盛況が偲ばれる
フェイスブックで知人が紹介してくれていた、柳川市の中山の藤を観に行った。盛りを過ぎていることは承知の上である。昼ごはんにウナギでも食べようかという別の目的もちゃんとあったのだ。 県南部に向かったが、有明海沿岸道路はまだ開通していない。目的地まで2時間弱かかった。予想通り満開の時期は過ぎていて、藤棚の下は藤の花びらで敷き詰められている。といっても10日ほど早く来ていれば十分鑑賞に堪えたろう。 「堀の上に藤棚」 (堀が流れているなんて柳川らしい光景だ、満開のころは壮観だったろう) 大半は落花しているが、かろうじて残っている花房もあった。よく観ると、一つ一つの花に蕊があるのがわかる。 「遅咲きの花房」 (北側の藤棚からは遅咲きの花房が垂れていた) こんなシーンは今までトリミングしていたが、上の写真はほとんどトリミングしていない。やはり、フルサイズの、マクロレンズか明るい望遠レンズが欲しい。 「藤の花のトンネル」 (時期が過ぎているが、満開の時期なら素晴らしい景観だったろう) ここ中山の藤は、例年ならば夜間照明もあるそうだ。しかし、コロナ禍のためにそれも中止になったという。藤棚の広さや花房の長さで、自分にとって一番素晴らしく思った藤の花の名所だ。 園内の説明版にここの藤の由来が書いてあった。樹齢約300年、藤棚は約1200平方mにもなるという。江戸の享保年間、酒屋を営んでいた「萬さん」が、上方見物の折り大阪の「野田のフジ」の種子を持ち帰ったのが始まりという。 数十年後、毎年4尺余りの花が垂れるようになった。すると、見物客で賑わうようになったので、現在地の熊野神社に奉納したのだという。 来年は満開の時期に行きたいものだ。ただし、新型コロナウィルスが収束していることが条件ではある。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/04/30 04:04:39 PM
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