唐津湾に浮かぶ高島へ(10/20)

2021/10/20

テーマ：最近の出来事(571)

カテゴリ：最近の出来事

唐津城下の渡船場から10分足らず

　天気も良く風も無風状態、今日は絶好の船旅日和である。といっても、高島までは定期船で10分余り、片道220円の短い船旅である。

　島の人口は、平成27(2015)年の国勢調査で241人だったが、現在は212人(令和3(2021)年3月住民基本台帳)である。中学校はすでに廃校になり、定期船で本土の学校に通学しているが、小学校は全校児童数9名で存続している。

　その小さな小学校が今年度は「人権の花」の活動に取り組んでいる。島の人たちやPTAも一緒になって、島ぐるみで関心を持ってもらっている。今日は「人権の花」感謝式の打ち合わせのために学校を訪問する。

「高島行定期船乗り場」

(唐津城を見上げる松浦川の河口にある)

　打合せは短時間で済んだ。渡船の時間までかなりある。といっても、釣りをする時間はないので、「宝当神社」を訪ねてみた。以前来たときは、神社に行ってなかった。船着場から島ながらの狭い道を歩いて5分で着いた。

「宝当神社」

(社務所ではお守りなどが売られている、小さな社殿が右奥にあった)

　その名前「宝当」にあやかり、ジャンボ宝くじの発売時期には宝くじファンが大勢参拝する。このブームは、もう約20年ほど前だろうか、この神社で当選祈願した人が高額当選し、賞金の一部を神社に奉納したとかいう話で話題になった。

　小さな祠のわりに社務所だけは立派だった。近くに「宝当館」という大仰な名前のお土産販売所を兼ねた宝くじ売り場があった。折角だからハロウィンジャンボを20枚買った。もし3億円当たったらどうしよう。

　大きな夢が頭の中を駆け巡っていると、船は本土の船着場に着いた。そのとたん現実に戻った。今月は月末までの予定がびっしり立て込んでいる。

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Last updated 2021/11/03　11:02:09 AM
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