|
テーマ:北京オリンピック!!(505)
カテゴリ:最近のニュース
いろいろあったが日本選手の活躍には拍手
最初から予想されたことではあったが、今回の冬季五輪は問題が多かった。日頃は煤煙で一面灰色の北京の空が、オリンピック期間だけは青かったのも異様だった。政府が工場の稼働を全面的に停止させたからであろう。 ロシアのフィギュア選手のドーピング問題、スケートのショートトラックでは中国選手に有利な判定。スキージャンプでの理由不明確なスーツ規定違反による失格処分。その中の一人となった高梨選手はとても大きな苦痛を味わった。 スノーボード、ハーフパイプでの、平野歩夢選手の2回目の得点の低さにも、多くの選手たちからも疑問が出された。その中で、3回目の試技で再び難度の高い演技をこなして、堂々と金メダルをとった平野選手の精神力は素晴らしい。 「冬季五輪最大のメダル」 (選手たちの体力や技術などの競技力や、精神力には多くの感動をもらった) 今回の冬季五輪は、独裁者習近平の政治的な権威高揚の舞台として利用された。これは予想されたことで、開会式での聖火最終ランナーにウイグル族の人を起用したことは、特にあざとすぎた。これはもう「中国共産党大会」と言ってもいい。 「パラリンピックが終わったら後が心配」 (人権活動家などを拘束し異論を封殺、対外膨張を進めるだろう) 今後は、競技数が増え肥大化した五輪を開催するには莫大な資金が必要となり、開催地として立候補する都市も減少するだろう。コロナ禍で一年延期して昨年(2021年)開催された東京夏季大会と同じように、北京でのコロナ対策も厳重を極めた。 感染者が出たという話は出なかった。だから、「バブル方式」と言われた、完全に選手たちを囲い込む方式が効を奏したのだろう。選手たちにとっては窮屈な日常を強いられた点は、協議にも影響したかもしれない。 「IOC会長の中国へのすり寄りが目立った」 (IOCやアンチドーピング機関の主体性が揺らいでいる) ともあれ、2年後にはパリで夏季大会が実施される。その時にロシアに対する対応がどうなるかが気になる所だ。ロシア軍の侵攻が差し迫ったウクライナ問題の平和的な解決は見通せない。パリ五輪も政治的な問題が絡んで来るのは間違いない。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/02/27 11:07:37 AM
コメント(0) | コメントを書く
[最近のニュース] カテゴリの最新記事
|