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カテゴリ:最近の出来事
今年一番の寒さの中で
高校生を含む若者たちのいくつかの団体が共同で、ウクライナ支援のクリスマスチャリティイベントを市内で開催するという。午後4時半から別の用件があったので、午後3時過ぎに現地に着いた。 開催場所は、かつての炭鉱王だった高取氏の別宅「舞鶴荘」の中庭だった。地味ではあるが、石炭最盛期をしのばせる旧宅で、市の観光コースの一つになっている。しかし、灯台下暗しで、自身は初めてこの邸宅の門をくぐった。 「寒さの中でのイベント」 (左手の庭の中央では、ウクライナの女性が郷土料理の説明をしていた) 自分はまず、新聞でも告知されていたボルシチのテントに行った。大きな鍋の中のボルシチは、終了時間まで2時間を切っているのに、まだ十分残っていた。土曜日というのに、この寒さの中、人の出足が止まっているのだろう。 「ボルシチ」 (7年前、ロシアのサンクトペテルブルグで食べたものとは一味変わっていた) ビーツという根菜が、一味違ったボルシチを演出していた。昼食抜きで出かけてきた自分にとっては身体を温めてくれる昼食となった。 このイベントは福岡のウクライナ人団体の人たちも参加していた。彼女らが店じまいを始めているところで、マグカップを買わせてもらった。 「ささやかな支援として…」 (赤い茎の根菜がビーツ、根も皮をむけば赤い、薄切りでサラダとして食べる) 会場では何人かの教え子たちとも出会った。約十年ぶりである。こんな若者たちが、ささやかでも自分のできることをしている。その熱意と行動力に、身体は寒かったが心の中は熱くなった。 このような思いと行動が、いつか人々に広がり、世界を変えてゆくことを信じたい。自分が今やっているボランティアの人権啓発活動も、もっとブラッシュアップしなければと、今日の主催者たちから勇気をもらった。 ↓ランキングに参加しています。良かったら下をクリックして下さい。 (料金が発生するわけでもなく、ただランキングが表示されるだけです) 写真日記ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/12/21 11:36:28 AM
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