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テーマ:日本史(1738)
カテゴリ:日本史・世界史
三年がかりで取り組んできたイベント 日本で生まれた百済25代王、武寧王(ぶねいおう)をめぐって、日韓の民間交流団体が相互訪問して交流してきた。この交流は先人たちが始めてから20年になる。自分もこの10年間ほど日本側の交流団体の一員としてかかわって来た。 交流のきっかけとなった出来事は1971年にさかのぼる。この年韓国忠清南道の公州市で未盗掘の古墳が発見された。出土した墓誌石(買地券)に、王の名と没年、享年が掘られていた。これを分析すると、「日本書紀」の記述と一致したのだ。 「日本書紀」には、「百済の王子が筑紫の加羅島で生まれた(意訳)」というような記述がある。この記述が公州市の古墳の発掘によって証明されたのだ。 ※この詳細については下記のYouTubeに約15分で解説している。 今年で武寧王没後1500年となるのを記念し、3年前から講演会や中学生への出前授業などを行うなどして、広く知ってもらうための取り組みをしてきた。その集大成となる記念行事を来る6月4日に開催する。 この3年間、コロナ禍のために日韓の民間交流団体の相互訪問がかなわなかった。今年は、韓国からの訪問客を交えて、6月2日の歓迎会、3日の加唐島での生誕祭、4日の名護屋城博物館ホールでの記念行事を行なう。 3日の加唐島での生誕祭は定期船の定員の関係で、一般の方の参加は締め切っている。しかし4日の名護屋城博物館ホールでの記念行事へは事前申し込みが無くても参加できる。たくさんの歴史愛好家の参加を呼び掛けている。 ↓ランキングに参加しています。クリックをお願いします。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/05/31 08:49:52 AM
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