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カテゴリ:映画のこと
先日、日本アカデミー賞の発表をテレビで見ました。
「八日目の蝉」が次々と賞を獲っていくのを見て…というより、 映画の撮影中はすごく辛かった、と涙していた井上真央と小池栄子を見て、 見てみたいなって思っていたんです。 という訳で、今回観たのは角田光代原作の「八日目の蝉」。 日本公開: 2011年4月 上映時間: 2時間27分 監督: 成島出 原作: 角田光代 キャスト:井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子 他 ストーリー:子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は、ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。さらに数年後、本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜(井上真央)は大学生になり、家庭を持つ男の子どもを妊娠してしまう。(シネマトゥディ) 正直、あんまり期待はしていなかったんです。 が、思っていた以上によかった。 最後の方は泣けちゃって、すすり泣きをこらえるのに必死でした^^;。 一緒に観ていたダンナサン。 私自身が泣いていたので、顔を見る余裕がなかったんだけど、 私の顔をのぞきにこないな~と思っていたら、彼もこれ以上画面を見ていたらダメだ!と 画面から視線をずらし、食器棚を見ていたとのこと(笑)。 やっぱり泣いている姿を見られるのは恥ずかしいですよね(*^m^*) 私は小説を先に読んでいたので、 映画で説明されていない部分は、小説の内容を補いながら観ていたと思います。 だから、純粋に映画だけを見て楽しめたか、と言われたらよくわからないのですが、 いずれにせよ映画の世界にすっかり引き込まれて、酔うことができました。 井上真央が主演ってどうかな~って思っていたけれど、ピッタリでした。 あの挑むような表情が好き。 希和子と過ごした子供時代の自分を押し隠して苦しむ姿に打たれました。 小池栄子もすっごくよかった。 原作を読んだ時と同様、観終わったあと、 誰かに、子どもに一杯愛情を注ぎたい!って思いました。 恵理菜と同じように、自分も生まれ変わったような気持ちになります。 いっぱい泣いてスッキリっていうのもあるのかな^^;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.27 00:05:01
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