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テーマ:カナダ de ~(1387)
カテゴリ:カナダでの生活
遅番の今週。午後2時ごろにお昼ごはんをとる為に近くのカフェに行った。
1人だったので、ランチを食べながらTOEICのテキストを開いてお勉強。 すると見知らぬ男の人が声をかけてきた。 (お)「英語の勉強はかどってる?」 この人、今カフェに入ってきたばかりの様子。 自分の食べ物も買わずに私のところに来て、カウンターの私の横の席に座った。 なんだ?と思ったけど、なかなかフレンドリーそうな人だったので私もフレンドリーに返事した。 (S) 「まあまあかな。」 多分英語を勉強しにカナダに来てるESLの生徒さんだと思われてる。 少し会話したところで 「英語勉強してる割には英語上手だね。英語勉強しなくてもいいじゃん」 ほっといて下さい。私には今年の抱負というものがあるのですよ(前々回の日記参照) 「でももう何年もまともに勉強してないから。また勉強し直すのもいいもんだよ」 「必要ないのに勉強するのは無駄ってもんだよ」 はい?たった今会ったあなたに、私の勉強が「無駄」とか言われたくないんですけど? つーかほっとけ。 「君は韓国人?」 「日本人だよ」 すると彼は私にちょっと疑いの目を向け 「僕は日本人を見分けるのは普段は上手なんだよ。君は日本人じゃないみたいだ」 とぬかすではないですか。 どういう意味よ? 「そう?私はよく典型的日本人顔って言われるよ」 「顔はそうかもしれないけど、日本人の女の子っていうのは普通もっとおとなしく話すし、もっとゆっくり会話するよね。君の話方はどう聞いても日本人には思えない」 は???何?そのステレオタイプ化は。日本人ったって色々いるんだよ。 私みたいな早口日本人だって存在するんだよーー。 「カナダで何してるの?」 「働いてる」 「何処で?」 「そこのがんセンター」 「がんセンター?でも君、がんセンター職員のバッチしてないじゃん」 なに?また疑いの目を向けるの? 職員バッチ???そんなものないよ。 「バッチはないけどIDカードならいつも首から下げてるよ。今は昼休みだから外してるけど」 「どういうきっかけでカナダに来たの?」 「ダンナがカナダ人だからカナダに来た」 するとこの男、私の指を見て 「は?でも君、指輪してないじゃん」 なんなの?一体?なんで私の言う事一つ一つに疑いの目を向けるの? 「仕事でグラブ(手袋)をいつもはめるから、指輪をしてると指がかぶれるの。だから仕事中は私は指輪はしないんだよ」 「は?でも僕の友達にがんセンターで働いてる人がいるけど、彼女は仕事中だろうがいつも指輪してるよ」 そこで私のイライラ度が急激にUP。 あのね、がんセンターっていってもとっても広いのよ。 何百人っていう人が働いてるのよ。 何十っていう部署があり、それ以上の役職があるわけよ。 あんたの友達は私と同じ仕事をしてるわけ? 毎日手袋をする仕事をしてるわけ? あんたの友達が毎日指輪をしてるからって、何で私も毎日指輪をしてないといけないわけ? そこで私のイラつきをちょっと感じとったのか、私の事を探ることはやめ、彼は本題(?)に入り始めた。 彼は日本にいる日本人の彼女(まだ学生)を卒業後にカナダに呼び寄せたくて、 日本人がカナダで働くためにはどうしたら良いのか、私は一体どうやって今の仕事を得たのか等々を聞きたかったらしい。 そして質問するだけしまくって、私の答えを聞くと満足したのか 「もう行かないと」と言ってさっさとカフェから出て行ってしまった。 コーヒー一杯も買わずに。 窓越しに私を見つけ、私と話すためだけにカフェに入ってきたのか? しかも最初の私をイライラさせた部分の会話は何のためだったのか? 私の貴重な昼休みなのに。 なんだか腑に落ちない昼休みのひと時だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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