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灰色の空のむこうには…

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2010.05.02
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カテゴリ:テレビの話
いよいよやるべき道が見え、勝先生とともに龍馬が考える
攘夷を実現すべく、海軍を作ろうと大坂へと旅立った先
でのエピソードで、とても面白く見ることが出来ました。


やっぱり夢を実現しようとしている人物の姿を見るのは
爽快な気分になれるもので、海軍への勧誘に最初はヘタレ
っぷりを発揮していた龍馬と長次郎でしたが、惣之丞と
出会うことで襲いかかられても説得しようとする龍馬の
言葉は、これまで描かれてきた攘夷よりもずっと説得力が
あるものだったと思います。

しかし、勝塾に集まった面々は、惣之丞のような過激な
攘夷派ばかりで、海軍も異人と戦うために作られたものと
思って参加している者たちの中で、そんな危うい集団に
なりつつあることを危惧する龍馬は、自分なりにこれでは
いかんと悩んでいるのですが、そんな横で長次郎は大和屋
の女中さんと仲良くしているのがちょっと面白かったです。


一方、現実味のない攘夷を決行するべく奔走している武市
はというと、公家たちに取り入り将軍による上洛により
あれやこれやと先延ばしにしようとする幕府の考え見抜き、
攘夷の決行の日を確実に約束させるよう画策します。

他の藩を出し抜いてそこまで朝廷の権力者連中の懐に潜り
込んだ武市の手腕はあまり描かれていませんが、当時の
縦割り武家社会からすると相当のものがあると思うのです
が、いかんせん時代を先読みする力と所属する土佐藩の
大殿である容堂公の本性を知らなかったために、容堂公に
よる勤皇党を解体していくその手腕は、やはり妖怪と表現
するに相応しいものだったと思います。


そんな凋落間近の武市が以蔵に次なる大仕事を命じたのは、
開国派である勝先生を斬ることで、武市の指示どおりに
偽名を用いて会いに行ったのはよかったのですが、その先
には勝塾が攘夷派の巣窟になることを危惧する龍馬がいた
ために木っ端微塵にその出鼻は挫かれ、その上ある意味
お約束になりつつある地球儀の説明に感じ入ることで素直
だと勝先生に気に入られ、酒を飲みにいくことに。

この辺りのくだりはなかなか面白く、勝先生を斬りに来た
以蔵を任務に失敗したから武市に合わす顔がないという
ことで、信頼している以蔵を勝先生の護衛にしようと考える
龍馬の器の大きさというか無邪気さが伝わってくる一幕
だったと思います。


また、この酒を飲んでいるときに勝先生が語った、今は
攘夷だ何だと言っていても、勝塾で学ぶことで日本人に
なることを期待する姿は、若者たちのこれからの可能性
を信じているからこそ出来るものだと感心しました。

そんな勝先生だからこそ、龍馬が去ってから以蔵に問い
掛けた、なんで龍馬みたいなやつと付き合わないのかと
いう一言こそ、同じ先生と呼ばれていても利用価値のある
道具としての付き合いしかない武市と、ちょっとした反応
でその若者の良さを見抜く勝先生との違いが如実に浮き
彫りにされていたエピソードとしてなかなか余韻を感じて
しまいました。





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Last updated  2010.05.03 18:40:23
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