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カテゴリ:topics
寿司のネタでおなじみのマグロなのですが、海洋資源の捕獲規制強化の中でもスシ店では元気な姿をみせています…。
記事 マグロが食べられなくなる? 養殖の現場から見えてきた海洋資源のゆくえ caravan 2022.2.8 参照。 上の記事から受ける印象では、マグロはいまや養殖による供給が主力になっているのであり、そこでは鮮魚の品質保持に多大の工夫が凝らされていて、それによる商品が市場を席巻しているという現実が成り立っているということです。 たしかマグロは採卵・受精から、孵化を経て、稚魚に育て、成魚まで成長させて、市場へ出荷させるという完全養殖が技術的に可能になったとの報道を記憶しています。これを受けて、その商品価値の向上に取り組む養殖事業者が市場をリードしているのでしょう。 海洋漁業の乱獲が漁業資源の枯渇をまねき、漁業規制強化が強まって、沿岸部での養殖漁業が盛んになっているという構図に気づかされます。この傾向は、今後、強まりこそあっても逆はないと覚悟せねばならないでしょう。 北海道では、サケの漁獲が減少しており、イカにも、そうした傾向がうかがえます。イワシやサンマやサバもしかりです。有限な海洋をめぐって、さまざまな国による乱獲競争の影響なのでしょう。 いずれ近い将来には、魚は陸上の産物となるかも知れません。陸上養殖漁業です。一部の魚種で、すでに始まっていると報じられていますので、それを先駆的事例として、陸上養殖が広くおこなわれるかもしれません。 それにしても、豊かな海の衰退は生物のそれに結びつくのじゃないのか? 懸念がつのりつつ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 2, 2022 06:58:46 AM
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