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November 24, 2023
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カテゴリ:topics
結婚した相手であります、男性と女性を、どのように呼べばよいのでしょうか?

上の記事では、既婚女性の呼び方について考察を加えているのですが、既婚男性においても、まったく同じ問題が伏在していますね。まあ、ここでは、上の記事に則しまして、女性に関して考えてみることにしますが…。

現在つかわれています”妻”、”嫁”、”女房”、”奥さん”、”家内”、”かみさん”などの表現は、ニッポン社会のありようの中から生まれてきたものでありまして、いずれにしましても、”男社会”あるいは”タテ系列社会”の中での呼称と云わねばならないでしょう。

それは、欧米のような自立した個人からなる市民社会とは、そもそも異質なのです。そんな状況の中で、最近は、女性の社会進出が進んできまして、伝統的なニッポンのタテ型のありようとは、同一視できない状況が生まれてきているのです。

極端とは言いきれませんが、家庭内で、女性の方が高所得を得ているという例もめずらしくないでしょう。そんなケースで、上にあげました、”妻”をはじめとする伝統的なニッポン的呼称は、違和感をもって受け取られる事態は、避けられないのです。

高齢になりまして、年金生活に入ったときも、同じ問題の状況に至ります。そこでの家庭は、”男女平等”の関係性なのですから…。上の記事では、”奥方様”の呼び方を提唱していますが、何を云わんかでして、噴飯ものでしょう。

平等社会における家庭内での、あるいは、外部からの”女性への呼び方”は、”名前”にさんをつけて、”〇〇さん”が、もっとも妥当でしょう。家庭内での男性からの、”オイ”とか、”オマエ”とかは、もっての外と云わねばなりません。たとえ、男性が主たる所得源で、家庭を支えているとしてもです。

当然のことに、家庭内の男性に向けた外部からの呼び方も、”名前にさん”をつける方式になるべきでしょう。”ご主人”でも、”旦那”でもないのです。名前がわからないときは、それを確認したのちに、○○-○○さんと呼ぶ以外にないでしょう。親しくなれば、”姓”でなく、”名”で呼べるようになるのですが…。

ニッポンに”市民社会”が根付くかどうかは、家庭内外の個人への”呼びかけ方”のいかんで決まるのかも…。ヒトの自立を基底におかねば…。





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Last updated  November 24, 2023 07:26:40 AM
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