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カテゴリ:つれづれなる思い
4月4日は清明節。中華圏ではご先祖様のお参りをする日です。
北京にいれば、清明節の雰囲気を肌で感じているはずですが、日本にいると、ついつい忘れがちです。 毎年恒例の孫志君八卦掌伝承人(弟子たち)の福安陵園の掃墓(お墓参り)に行った様子が送られてきました。 福安陵園に私が最後に足を運んだのは、2019年8月11日です。 孫志君先生 1933年河北省深県程家村に生まれる。 程派八卦掌の「游身八卦連環掌」の創始者程廷華と同郷。 幼年時代、劉子揚(程殿華の高弟)、程有生(程廷華の甥、程殿華の子)、程有信(程廷華次男)の三名に師事。 肺炎により緊急入院をしたのち、2016年(丙申)8月13日23時20分に息を引き取りました。あれから5年。 孫志君師爺の家には師父に連れられて何度か訪問したことがあります。その頃からすでに咳がひどく、体調もよくないため、あまり長居はできませんでしたが、八卦掌の話になると、突然生気がみなぎるように背筋が伸びて、饒舌になりました。 師叔(師父の兄弟弟子)の本田唯人先生が北京に来られた際、まっさきに電話で知らせてくださり、日本人の同門として縁をつなげてくださったのも孫志君師爺でした。 北京で八卦掌の交流会を行ったことに関しては、「秘伝」2016年11月号にも掲載していただきました。 伝承することは、ご縁を結ぶこと。 落ち着いたら、また横浜の師叙にも会いに行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年04月13日 11時53分49秒
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