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半北京半日本+αの徒然日記

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2024年02月06日
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カテゴリ:中国の生活
毎年立春の日は、犯太歳の場合、外出を控えて、誰とも会わないのですが、今年は犯太歳にかかわらず、三元九運の変わり目ですから、粛々と過ごしたのでした。ぺんぎん
そして、しーんと静まった夜になると、雪が積もっていました。
嬉しくなって、思わず外に出て、雪を浴びてきました。馬

猫の足跡もあり。
鉄道や高速道路に深刻な影響が出ていますので、喜んでばかりはいられないのですが、予想通りで帰省ラッシュの大混乱が起きています。ダッシュ

北京や上海とは異なり、中国の地方都市に住んでいると、事あるごとに花火や爆竹が鳴り響き、夜もお祭り気分が感じられて面白いです。

 ここひと月、人も車も減少していますが、毎日の花火と爆竹は鳴りやまないのです。そんな自由な雰囲気のなか、いままで正式にできなかった昔からの風習でもあり、道家、道教の供養、祈祷儀式である「焼紙、焼元宝」を春節の行事として行おうと思います。

 北京や上海では叶わなかったこと。
 マンション内に「香紙店」(法要用の道教用品を取り扱うお店。日本の仏具店のような感じ。)があり、外で自由に燃やすことができる。
 マンションだけでなく、街中の至る所で売られていて、とても便利です。北京では、白雲観の道廟近くに行かないとなかなか売っていませんし、街中で火を焚くなどもってのほかです。

 山東省は、信仰心があり、道家文化が根付いているのがよくわかります。
春節に行うべきこと。
① 元宝を燃やして、自己の罪障を浄化する。
② 大晦日(除夕大年三十)の子の刻過ぎに、全神を迎えるための儀式。
③ 大年初五に五路財神を迎えるための儀式。
④ 山東省中部に位置する青州古城(古九州の一つ、7000年の発展史、5000年の文明史がある)の道教廟観にお参りする。
この4つに絞りました。

 法要に使うものの準備は全て手作業で行わなければいけません。心を込めることが重要だと教わりました。

 さっそく、2月5日、亥の刻(21時)に、凍結した道路を歩いて5分ほどのところで、元宝を送り出しました。
 雪の上でしたが、ほどよく風があり、勢いよく燃えてくれました。
とんど焼きのようなイメージです。炎炎炎
道端でこんなに火を使うことなど、北京ではもっての外。NG
「香紙店」の店主に、こんなに元宝(あちらの世界で使うための銭)を燃やして火事にならないかしんぱいだといろいろ尋ねたところ、「あっという間に燃えるから、大丈夫。それに、心が通じて来たら、燃やしている数分間の間だけ、風が止まってくれるからね。」と微笑んでくれました。

氷点下5,6℃の中、約一時間かかりました。(ぜんぜん数分じゃないし…)
しかし、言われた通り、風は吹いていますが、飛ばされる心配はありませんでした。
無事に終えることができて一安心です。






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Last updated  2024年02月06日 19時21分47秒
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