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テーマ:旅のあれこれ(10084)
カテゴリ:家族
2週間前ですが、親の結婚45周年記念に親と姉妹と温泉旅行に行ってきました。 場所は『丸駒温泉旅館』 支笏湖の温泉街からかなり離れたところにあり、道路が出来る前から船で渡ってくるような秘湯として歴史ある旅館です。前から気にはなっていたものの、中途半端な距離のせいか支笏湖温泉ともども日帰りコースというイメージでした。 まあ設備的にはこじんまりした施設ですが楽しみは温泉。支笏湖に面した露天風呂が売りです。
昨年行った樽前山は見えませんがその前にある風不死岳が右手に見えます。ここは電気が通っていないので、自家発電だそうです。水も無いので支笏湖の水を浄化して利用してるんだとか。支笏湖はチップというヒメマスが有名です。何でも琵琶湖に次いで貯水量があって3/4程度なのに面積は1/9程度。つまり深度があるということ。摩周湖並みの透明度があり自然が残っている証拠ではありますが、私が知る限り、水上バイク等の利用者が増えていてこれからは心配ですね。 普通の展望露天風呂はごく普通ですが、名物は別の露天風呂です。
場所が変わっただけではありません。天然露天風呂です。右側の支笏湖とつながっています。温泉は底から湧いていて、加温や加水なしの湧き任せ? 毎日深夜に清掃をしてくれていますが、毎日日光で成長する苔がたくさんあってヌルヌルしています。驚きは深さ。今回は140cmくらいでした。近年の最も浅かったのは80cmで、深かったのは160cmだとか。当然子供一人では無理。酔っ払いもね念のため救命用の浮き輪が置いてあります。
僕はほろ酔いだったので夜も浸かってきましたけど。
支笏湖側に適度にお湯が流れるように傾斜をつけるなど工夫されていて、不思議ですが、出て行った分だけ底から湧くんだそうです。よって支笏湖の水量によって温泉の深さも変わるという仕組み。毎日の清掃後に底の砂利量を調節して湧き出る力も調整してるって。 これらはすべて朝風呂で一緒に浸かってた風呂場管理のおじさんから聞きました。朝に仕事が終わるので風呂に浸かって最終確認と疲れを癒すんですね。1週間の間に2回も鹿と衝突して車2台を廃車にしてしまったという可愛そうなおじさんでした。
そのおじさんと一緒に待ってた日の出。さすがに待ちきれずに上がりましたが、部屋に戻る途中で見れました。
写真はありませんが、朝食が良かった。手作り感たっぷり。それほど大したものがある訳ではないけど味付けも良かったし。 ご飯食でしたが、匂いに釣られて食べたパンが旨い!お腹いっぱいだったのでクロワッサンだけ食べましたが焼きたてでしっとりとパリパリ感が絶妙。持ち帰りしたかったほど。食べなかったけどバターロールも結構期待できるでしょう。 次回息子と来たときにはパンをいっぱい食べることにしよう。 短時間の滞在でしたが、ゆったりとさせてくれる良い旅館でした。親も満足してくれたしね。持参した『ディンドン』のケーキもみんな満足していたし 年明けにでもまた来たい温泉でした!
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