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カテゴリ:祈り
就学前の6歳の頃でしたか?我家で”地神祭”があったこと
を思い出しました。たしか春先でした・・・ 家の前にノボリを立て、この家が地神祭の当番の目印として 神棚に神酒・お米・塩・尾頭付き魚・野菜・果物をお供えし 当主が神様にご挨拶し、そのあと、直会(なおらい)となり 近所のおじさんたちが、楽しそうにお酒を飲みながらお話を していたのを思い出しました。 子供であった私は、自分の家に人が集まるのが嬉しかったのを 覚えています。 ”地神祭”を思い出した、きっかけは、沖縄の神人が5月半ば から北海道の各地を回ってくださっていて「土地の神様のチカラ が、弱まっていますよ。生まれた土地と今住んででいる土地の 神様に感謝してくださいね。」と教えてくださいました。 その言葉を聞いて、私の育った田舎では、「地神祭」があった 事を思い出したのです。 今も続いているのか・・・?と気になりながら、実家の両親に 聞いたところ、33年前の引越しをしてくる年までは、続いていた ようで、私の田舎に住んでいる、いとこに聞いてみました。 なんと、今も3月と9月の年2回、続いているそうです。 地神祭用の文字を書いた”掛け軸”もあると教えてくれ、 次回、遊びに行ったときに見せてくれると・・楽しみです。 ただし、いとこの地区は、今は自宅ではなく、ホテルの宴会 施設を利用するようになったそうです。 同じ町でも、自宅で持ち回りでしている地区もあるそうですが、 そこは、3月のみであったり、地区により様々のようです。 春の3月は、その年の作が豊かであるようにと地の神様に祈願し、 秋の9月は、作物が天候に恵まれ無事に収穫出来ますようにと 神様に祈願するそうです。 地神祭の日程は、暦の日めくりの中に”社日”という記載があり、 ちょうど、お彼岸の最中でその日が、地神祭の日ということです。 日本古来の伝統が大切に守られていることを知り嬉しく想い、 自分の命を授かった地を大切に想い、また今、暮らしている地に 感謝の祈りをすることを心に決めました。 地球に意思があると考えるならば、私たち人間が、土地や命を 繋ぐ水に感謝することは、地球の喜びに繋がると想います。 母なる地球を愛おしく想うことは、地球の温暖化対策の ”鍵”となるようにも感じるのです。 私たちの想いで地球の未来が決まる 来月、田舎に出向き、生まれた地と水にも感謝をし、今住んで いる、この地と水にも感謝の祈りをして来ようと想う今日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月03日 23時17分32秒
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