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先週金曜日に、小沢一郎に関する雑感を記載した。1990年代前半の政権交代をきっかけに、我が国の政治は著しく不安定化したかの感があるが、奇しくも今週発売の「週刊ダイヤモンド」に、「緊急レポート 野田新政権が船出/早くも燻る怨念の火種」なる特集記事が掲載されている。ただ、一連の党首交代劇を見る限り、この民主党という組織がいかに理念のない集合体か、ということを直視せざるを得ない。 ところで、細川政権が成立したとき、当職はまだ大学生だった。若い頃の当職は、政権交代に対しては諸手を挙げて興奮したクチだが、有難いことに、サヨク自身が当職の洗脳を解いてくれた。まず、1995年に未曾有の大災害である阪神大震災が発生。当時の連立政権を率いていた村山は、震災対応で徹底した無能ぶりを露呈しただけでなく、在京メディアは相次いでヘリコプターを神戸上空に飛ばし、騒音被害は震災からの救援活動を困難にした。このことが、社会党とマスゴミに対する不信感を芽生えさせるきっかけとなった。これに加え、当職自身、大学時代にサヨク系の教授の授業を直接受けたことも、朝日新聞系の洗脳から解脱するのに役立った。 前世紀末頃からのインターネットの隆盛に立ち会ったことも、当職としては幸運というほかなかった。当時、当職の在籍していた大学は、UNIXワークステーションを学生に解放しており、インターネット導入の先駆的な事例を積み上げていた(あまり記載しすぎると出身大学がばれるが)。当職は当時、若い学生で、仲間とネットワークの研究に没頭したものだ。しかし、時期に当職はネットのコンテンツに興味を感じるようになった。当職自身もホームページを持っていたが、様々な意見に触れる中で、インターネットがマスメディアにとって変わる可能性を感じたのも、実は阪神大震災がきっかけだったのだ。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 世界が大きく動く時には、大抵の場合は裏に巨大な技術革新がある。当職のように、文章力もない一介の社会人が、自分の考え方を世に問えるようになったのは、まさに「ブログ」というシステムのお陰だ。当職はAmebloと楽天にブログを掲載しているが、8月のUU数は合わせて1.1万人、閲覧数では2万PVに達している。この件数自体には自分でも正直驚いているが、ブログランキングなどを見ていると、一日で5万PVを獲得するブログなどザラにあることがわかる。確かに日刊紙は依然として発行部数が多く、ブログサイトなどは正直、閲覧数では到底勝負にならない。ただ、企業が費やす広告費の動向を見ても、各種アンケート調査の結果を見ても、インターネットが既存メディアを打ち負かすのは時間の問題と言えるのかもしれない。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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