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少し古い話だが、8月9日に、総務省から平成23年版の「情報通信白書」が公表されている。今年の情報通信白書は、東日本大震災とそれに対するメディアの対応に一節が割かれており、人々が地震の混乱の中でどのように情報を入手したかが記載されていて興味深い。ただ、当職自身はやはり、インターネットに対して人々がどのような意識を持っているかに非常に興味を有している。

要約版2ページ目に、「インターネットを重要な情報収集ツールとして認識している人が増加」していると記載されており、特に20代では平成17年度調査時点で52.3だった比率が、平成22年調査では81.1に増加。一方で、趣味・娯楽としての重要性については新聞(55.9%)を抜く60.8%となり、テレビ(90.9%)に次ぐ比率となっている。インターネットは単純な新聞やテレビの代替として機能しているだけではない。白書によると、例えばネットショッピングといったインタラクティブな用途に、ネットが活用されている様子が描かれている。

考えてみれば、当職なども旅行に出かけるときには、ガイドブックで調べた海外のホテルに予約のFAXを送る、といったことはしない。飛行機も電車もレンタカーも、全てネットで予約する。考えてみれば当然だ。予約システムにもよるが、ネットで空室や値段が全て調べられるし、場合によってはネットで決済まで出来てしまう。当ブログを掲載しているのは楽天ブログだが、楽天トラベルには当職も随分お世話になっている(一応、楽天の宣伝をしておきましたよ、楽天さん笑)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただ、メディアに対する信頼性という意味では、インターネットはまだまだこれからだ。当職など、既に新聞を読まなくなってから3年、テレビを見なくなって10年以上が経過するが、それでも日常の情報収集に全く支障を来たしていない。だが、昨日のエントリーでも記載したとおり、人間、年を取ると習慣を変えることは難しくなるようだ。実際、各種の白書を見ていても、60代以上の新聞・テレビに対する依存度は高いし、言い換えればネットにそれほど馴染みがないことが示されている。また、若い世代の全てが、パソコンを自在に操って情報を入手している訳ではない。特に、スマートフォンの隆盛により、キーボード操作によらない情報取得が一般化しているようだ。

これに加え、情報通信白書などでは、特に高齢者を中心に、ネットの世界では流言飛語が飛び交いやすいのではないかとの警戒があるらしい。その意味で、ネットがメディアとしての信頼性を獲得するにはまだ暫くの時間が必要だろう。だが、その一方で確実にメディアの「政権交代」は進んでいくのだろう。その日に向けて、当職は微力ながらブログの質の向上に努めていきたい。






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最終更新日  2011/11/11 03:21:18 AM
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