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組織論に戻る前に、昨日「旧日本軍」に関する話題を掲載したので、折角だから新宿会計士の考えている歴史観をお伝えしておきたい。といっても、実は新宿会計士は「歴史観」という言葉は嫌いだ。歴史には「歴史的事実」とそれに対する「意義の評価」があるはずだが、「客観的に正しい歴史観」というものは存在し得ない。

もちろん、新宿会計士は、愛国者であると自覚している。しかし、「日本は植民地支配や南京大虐殺等の悪行を行った」とする善悪論に立脚した歴史観は嫌いだ。歴史観とは、歴史的事実とそれに対する後世の評価から構成されるべきものであり、歴史的事実と、一つの歴史的事実がもたらした結果、そしてそのプロセスについては、出来るだけ客観的かつ公正に研究すべきだと思っている。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」とも言うではないか(なお、それ以前の問題として、虚偽の歴史を学んでいる某隣国のことを賢者とは言わない)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

話は変わるが、新宿会計士は昔、監査法人を退職するタイミングで一ヶ月の休暇を取得して、ドイツやポーランドをレンタカーで巡ってきた。ベルリンの壁跡地、アウシュヴィッツ強制収容所・ダッハウ強制収容所の跡地も訪れてきたのだが、いずれも極めて陰惨な場所だった。そして痛感した事がある。それは、ドイツ人が、ナチスの犯罪をきちんと記録し、記憶し、語り継ごうとしている、ということだ。実際、ナチスが行った犯罪行為は、戦争行為を超えて人類に対する罪であり、到底赦されるものではない。強制収容所で陰惨な虐殺を受けた人々の苦しみは、人類として忘れてはならないのである。

ドイツのこうした姿勢は、一見すると、自国の犯した罪を永遠に償おうとする行為にも見える。しかし、気をつけて欲しい。ドイツの言動には、常に「ナチスの犯罪」という枕詞が付く。つまり、悪く言えば、現在のドイツは全ての責任をナチスに擦り付け、自分達はナチスと絶縁しようとしているのだ。それに、日本が戦争犯罪をしたのであれば、相対的にドイツの悪行も霞む。ドイツはいわば、「共犯者」が欲しい立場なのだ。中国が宣伝する南京大虐殺などは、旧日本軍の犯罪行為としては理想的だろう。アウシュヴィッツ強制収容所を見て、新宿会計士は、「大日本帝国は何という愚かな同盟を締結してしまったのか」と嘆息してしまったのである。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

新宿会計士は、安倍晋三総理大臣を断固として支持する。安倍晋三総理だけではない。麻生太郎副総理をはじめ、誠実で有能な閣僚を取り揃えている。それでもマスゴミは、「どうせ誰がやったって同じだ」などと煽ろうとしていた。しかし、前任の民主党政権と比べ、あまりにも落差が大きすぎる。それでも総選挙直後は偏向報道を続けていたが、昨今の国民からのマスゴミに対する不信感が日増しに増えている状況にある。そろそろ偏向報道でも前政権の失策と現政権の有能さは、隠し切れなくなっているのだ。

ただ、安倍総理に一つ、お願いがある。それは、自虐史観の修正を急がないで欲しい、ということだ。逆説的なようだが、これは非常に重要な事だ。河野談話は、我々日本人の祖先を不当に貶める愚かな談話であり、本来であれば、何があっても早急に撤廃すべき筋合いのものだ。しかし、忘れてはならないことがある。中華人民共和国が、尖閣諸島を始めとする我が国の領土を掠め取ろうとしている事だ。中国は、第二次世界大戦での敗戦国である日本に対し、同じ戦勝国同士での同盟という「大義名分」を掲げており、英米露中で日本に対する共同戦線を敷く事が当面の目的だ。

そして、日本が「太平洋戦争が正義の戦争だった」などと発言した瞬間、米国もロシアも、日本を懲らしめようとするだろう。何故なら、彼らは第二次世界大戦の「戦勝国側」に属しているからだ。何より、夏の参院選までは、自民党としては「安全運転」に努めなければならない。安倍総理は(815日なのかどうかはわからないものの、)靖国神社に参拝することを希望されていると聞く。そのためにも、7月の参院選を制する事が必要なのである。その前に足を掬われては元も子もない。マスゴミは今、不気味なほど安倍政権に擦り寄っているが、どこかで手のひらを返して安倍政権を攻撃する材料を探っているのかもしれない。

よって、現在はとにかく、夏の参院選に向けて「経済政策」を最優先に掲げ、国内的にはリフレ策を推進し、外交上は「ダイヤモンド構想」に従い、米印豪やASEANとの連携を強化すべきだろう。もちろん、歴史認識を外交カードにしてきた歴代の中韓政府に対しては、時期が来れば、歴史問題の矛盾を逆に外交カードにすることができるかもしれない。しかし、中国や韓国の支離滅裂でめちゃくちゃな歴史観については、今のうちに徹底論破する準備をしておくのが良いかもしれないが、そうした準備は、あくまでも現時点では水面下で行うべきなのである。






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最終更新日  2013/02/03 09:53:09 AM
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