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本日は「本体ブログ」を設置するAmebloがメンテナンスのため、更新できませんので、英米NEWSはこちらの出張所に掲載します。

<本日の概況>

本日紹介している記事1番は、WSJによる中国での新規与信に関する報道です。中国には、一応株式の取引所や銀行間債券市場が存在するとはいえ、資本市場は成熟しているとは言えず、また、これまでの英米メディアでは、中国の地方政府などは債券発行が許可されておらず、財源を「土地の売却」や「銀行借入」で賄っていると報じられています。こうした状況を受けて、必然的に中国国内の資金需要は銀行与信に着目せざるを得ないのですが、記事1番によれば、国内の商業銀行による1月の貸出が、当局のリミットに抵触したとして、主要な銀行が当局から警鐘を受けたと報じられています。ただ、記事の中で、当局が定める預貸率は75%に制限されていると記載されており、これが事実なら、(不良債権問題がなければ)中国の銀行セクターは欧州などと比べると遥かに健全だということになりそうです。

さて、FTではヴォルフガング・ミュンハウ氏が「ユーロ圏危機は終っていない」と題する論説を掲載していますが、政治統合を先送りした通貨統合という欠陥構造を温存したまま、ユーロ圏はそれでも、まずは銀行監督を一元化しようとしています。その欧州では、記事3番にあるとおり、国境を超えた資金のやり取りが意外と不便なのだそうです。特に、ユーロ圏は同一通貨を使っているにもかかわらず、「親子会社間の配当に規制が係っている」。日本で言えば、東京に本店を置くA銀行が青森県に設立した子会社からの配当ができないようなものであり、金融危機のさ中に、自国からの預金流出を防ぐというEU加盟国の姿勢に、EU当局が牽制をしているものといえそうです。

ただ、スペイン・イタリアという「問題の二カ国」では、いずれも政治リスクが意識されて債券利回りが上昇(=価格が下落。つまり資金が両国から引き上げられている状況)となっています(記事5番)。やはり「欧州危機は終っていない」のです。

<本日の記事一覧>

1 中国規制当局、融資抑制に動く(China Regulators Move to RestrainLending

1月の中国における銀行貸出が急増しており、関係者によると、幾つかの銀行では当局の割当を超過したとして当局から警鐘を受けたとしている。エコノミストの試算によれば1月だけで中国の新規融資は1兆元を超えたと見られている。

―――米国時間2013/02/04() 07:49(日本時間2013/02/04() 21:49)WSJオンラインより

2 旧正月受け中国での日本車販売増加(Japanese Cars Get China SalesBounce

中国における1月の日本車販売高が、旧正月の暦の関係で前年同月比+20%と上昇した。ただ、アナリストによると日本の自動車会社のシェアは昨年12月に16.4%に低下。早急な20%のシェア回復は困難との見方を示している。

―――米国時間2013/02/04() 11:32(日本時間2013/02/05() 01:32)WSJオンラインより

3 EU、国境越えた資金循環自由化へ(EU Aims to Free Flow of FundsAcross Borders

EUは加盟各国の金融規制当局に対し、自国の政策のうち、域内での資金移動の自由を妨げる要因についての説明を求める書簡を送付した。

―――米国時間2013/02/03() 19:17(日本時間2013/02/04() 09:17)WSJオンラインより

4 EU首脳、7ヵ年予算交渉妥結探る(EU leaders seek seven-year budget deal

今週行われる予定のEU首脳会合では、今後7ヵ年に及ぶ総額1兆ユーロ近いEU予算案を巡る妥結が出来るかどうかに注目が集まる。緊縮財政を唱える英国に、イタリアやフランスが譲歩できるかどうかが焦点だ。

―――英国時間2013/02/04() 09:49(日本時間2013/02/04() 18:49)FTオンラインより

5 スキャンダルのスペインで債券利回り上昇(Bond yields jump inscandal-hit Spain

スペインのエル・パイス紙が報じたマリアーノ・ラホイ首相自身を含めた政権与党幹部の不正資金疑惑を受けて、月曜日はスペイン10年債利回りが+0.23%となる5.44%にまで上昇。ベルルスコーニ氏が選挙戦を制するとの懸念が高まるイタリアでも10年債が+0.14%となる4.47%となっている。

―――英国時間2013/02/04() 15:58 (日本時間2013/02/05() 00:58)FTオンラインより

6 モスクワ証取、46億ドルも(Moscow Exchange valued at up to $4.6bn

ロシア最大の取引所であるモスクワ証券取引所のIPO(株式新規公開)目標株価から試算される同社の時価総額は4046億ドル相当と、時価総額で欧州最大規模の取引所に躍り出ることが判明した。

―――英国時間2013/02/04() 12:50(日本時間2013/02/04() 21:50)FTオンラインより






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最終更新日  2013/02/05 04:36:35 AM
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