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2015/04/03 コメント(6)
全48件 (48件中 1-10件目) ▼ 私立中学受験
カテゴリ:▼ 私立中学受験
私のブログの中学受験関連記事は、47エントリーあります。 その娘も今や18歳。中高一貫校・高等部の3年生です。 卒業が近いので、具体的な参考書の紹介など、時代にそぐわないものもあり、 そろそろ受験関係の記事を全撤去しようか?などと思いながら、 久しぶりにつらつらと読み返していくと・・ なんとまあ、懐かしい話題が。 以下、私立中学受験組の方には、今も通じる話題なのでは、と思いましたので、 我が家の受験当日の「失敗談」を、ここでご紹介しておこうと思いました。 ■終了組です(受験当日の失敗談!)■ (←クリックでこのブログ内の記事に跳びます) 私立中学受験に挑戦されているすべてのお子さんと親御さんに、 あたたかい春がやってきますように。 「みなさん、がんばってくださいね!」 ![]() ・・・そうそう! 上の日記に書いた、我が家の「元・中学受験生」は、 今は「大学受験生」となっております。 明日から、本格的に私立大学の受験が始まります。 娘にも、早く良い春がやってくるといいな・・・。 中学受験のときに比べ、 少しだけ遠くから、応援している日々です。 ![]() ![]()
2008/04/17
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 私立中高一貫校に通う長女は無事、高等部1年生に入学 ![]() 公立小へ通う次女 ![]() 私立中から高校受験後、ふたたび大学進学へ向けての受験生活が巡ってきた長男 ![]() ![]() バタバタと騒がしかった春休みが終わり、子供たちはそれぞれ学校生活に戻っていきました。 また、朝早くから忙しく登校していく日々の始まり・・というわけです。 それと同時に私に戻ってきた、静かな日中の時間。 ゆっくりコーヒーブレイク ![]() その前に!やらなきゃいけないことがありました! 新学年が始まっても片付いていなかった、子供たちの旧年度のあれこれ。 この春は例年のそれに加え、子供たち(女の子たち)の年齢的な節目ということもあり、 今まで部屋を占めていた「モノ」を根本的に見直し、処分することにしました。 長女のもので言えば、子供っぽくてもう着そうもない服、 次女に関しては本棚を占める適齢期を過ぎた絵本や、おもちゃなどです。 ついでに私も自分を振り返って、いらないものや、日頃整理&掃除しようと思いつつ先送りにしていたモノ&コトを、徹底的にやっつけることにしました。 そんなこんなで、せっかく頂いたコメントにまだお返事を入れていない状態なのですが、 数日中にこっちを片付けたいと思いますので、今しばらくお待ちください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さて、大掃除のなかで出てまいりました、懐かしの学校別過去問題集。 長女の中学受験のときのものです。 わ~。久しぶりに見たなあ。子供に解説してあげたこともあったけど、私今でも覚えているかな? この学校の問題、確か難しかったけど。 と、何気なくぱらぱらページをめくってみたのですが・・ 撃沈しました ![]() 以下、私には知識不足・語彙不足&思考力不足で、制限時間内に答えられなかった某校の過去問題です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【 社会 】 ◆山梨県の面積として、正しいものを下から選んで記号で答えなさい。 あ: 8,475 い: 6,706 う: 4,465 (※単位は平方km) ◆愛知県の人口として、正しいものを下から選んで記号で答えなさい。 あ: 8,797 い: 6,868 う: 4,933 (※単位は千人) (↑全国のデータをすべて頭に入れろと?!私、絶対覚えられない。こういう数字モノって・・ ![]() ◆図1の(3)の県で作られている銘柄米(ブランド米)の主要2品種の組み合わせとして正しいものを、次のア~オより1つ選び、記号で答えなさい。 (注・図には新潟を除く北日本の県が6つ描いてある。各県の名前は記していないが、図の(3)は宮城県を示していることがわかる) ア: (コシヒカリ・ひとめぼれ) イ: (ひとめぼれ・ササニシキ) ウ: (あきたこまち・ひとめぼれ) エ: (はえぬき・あきたこまち) オ: (つがるロマン・ゆめあかり) (↑宮城県で栽培されている米の品種の組み合わせって・・主婦検定か?! 私、主婦だけど、各県の米のブランドの組み合わせなんて、覚えてない~) 【理科】 ◆よく冷やしたコーラでは、びんのふたを開けてもあわはあまりでませんが、冷やしてないコーラではあわがいきおいよくでます。 これはなぜか、かんたんに説明しなさい。 (↑う~ん、あらためて聞かれると、説明するための語彙が無いような気がします) ◆ミツバチは花の色を見分けることができるといわれています。水・砂糖水・シャーレ・色紙などを利用して、このことを確かめる方法を説明しなさい。 (↑1行のサラッとした問題だけど、短時間でうまく書くのは大変そうです。) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() このほかに、運動実験のデータや、実験の様子を描いた図を見て答える「大問」もあります。 生物を飼育したデータをもとに生き物の身体の中で起こっていることを推測する問題もあります。 1行モノや小問さえも満足に答えられなかった私・・。 こんな問題を攻略するべく日々戦っていた娘は本当にエラかったなあ、と遠い日に思いを巡らせました。 本当にこれで、もう2度とこの本をみることは無いんだろうな・・と思いつつ、過去問集を重ねて袋に入れました。 中学受験・・我が親子にはありえないくらい難しい問題に日々取り組んだ数年間。 捨てようとした過去問題は、長女の頑張りの軌跡が消えてしまうようで何となく捨て難く、 封印するつもりの、古びた絵本たちといっしょの箱に仕舞いました。 いつの日か、長女がこれをなつかしく開く日が来るかしら。 それとも一生、開くことはないのかしら。 迷いながら箱に整理したそれは、毎晩夜泣きに苦労した頃に子供たちに読んであげたたくさんの絵本たちのとなりに、不思議に馴染んでいました。 そうね、これは、子供たちの思い出なんかじゃなく、私の記念碑。 神様と子供達からもらった、人生という名の贈り物。 たくさんの苦労をありがとう、子供たち。生涯大切にしますね。 そう心でつぶやきつつ、ダンボール箱を紐でくくりました。
2008/03/03
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 昨日、銀行振込みの書類がぽろりと出てきた。 私立中高一貫校に通うメイ(中3)の、高等部へ進学するにあたり学校に納めなければならないお金の払込書だ。 内容は、10万円単位の大金の請求書。書面に書かれた払い込み期日は目の前に迫っている。 あわてた。のんびりするにもほどがある。すっかり忘れてた。 メイの学校の学費はすべて口座から引き落とされるので今回もそんな気でいたが、 高等部へ入学するのに必要な施設費・寄付金などの、学費や教材費以外のお金は、別で払い込みをしなければならなかったのだ。 もう3月じゃない! 今日はぜったい、銀行に行ってこなければ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2月に、リョウの私立中学時代の友達が数人で連れだって遊びに来た。 リョウは高等部に上がらずに外部受験で他高校へ抜けてしまったのでその学校のその後のことはほとんど知らないのだが、たまにこうして遊びに来る子供たちが母校のニュースを届けてくれる。 それによると、リョウが他校へ進学したあと、学校側から大きな寄付のお願いがあったらしい。 普段、親が自分に幾らの学費を払っているかなど気にもとめないであろう子供たちが、我が家までニュースを運んできただけのことはある、大金だ。 寄付金、と言えど、断れる学校と断れない学校とがある。リョウの母校は、後者だ。 うーん、すごい、と唸った。 もし我が家が今でもあの学校にお世話になっていたら、当然払うしかなかっただろう。 リョウの母校の1年間の学費を頭の中で計算してみる。その総額対比、寄付金の金額が何十パーセントになるか、計算する・・ 入学時の寄付金、その後の定期的な寄付、想像していなかった、突発的な寄付。 私立中高一貫校の学費は上から下までさまざまだと思うが、寄付金というやつはとんだ伏兵だ、とつくづく思った。 我が家的には、そろそろ歯科矯正の適齢期を迎えた末っ子・サエの治療費と、高等部入学を迎えたメイのあれこれで、相変わらず家計は火の車、って感じ。(苦笑) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 高等部に入学するメイは何かと物入りだが、高等部に入ることでいらなくなるものも同時に出てくる。 学校としては中等部生と高等部生の見た目の区別を付けるために必要なことなのだろうが、たった3年間では痛まないもの、ものを大切にするメイの努力で新品同様のものなどは、もったいないなァ、と思う。 リョウの母校でもメイの学校でも、そういったもののリサイクルは文化祭の際に入手の機会が設けられている。でも出品は意外と少ない。 おそらく、色々なものを買い換えて古いものがいらなくなる3月から、文化祭がある秋まで保管しておくのが面倒だと思う人が多いのだろう。 できれば学校側に、年度末の春休みなど、こういうものの整理をするときに合わせて特別に機会を設けてもらえれば、と思う。 私立一貫校に在学している場合、新しく入学してくる年下のお子さんに知り合いはいない、という場合が殆ど。公立と違って近所の適齢期のお子さんに気軽にお下がりをもらってもらうというわけにはいかないのだ。 手放すほうは惜しいと思いつつ処分するのだし、1枚でもたくさんの体操着が欲しいと思う運動部のお子さんの親御さんは、できれば新学期前に洗い替えを手にしたいだろう。 運動部の子はともかく、文化部の子の体操着は、本当に新品同様なのだし・・ 学校としては、新品が売れたほうがお金になるから、そういうことは奨励したくないだろうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() メイのエクストラな買い物としては、これまでかなりだましだまし履いてきた、校章入りのソックスを大量に買わなければならない。(←持っているソックスのゴムが一斉に緩んできたのでソックタッチのお世話になってた) それと、もういいかげん、お弁当箱が傷んできた。 少しだけ大きめで、周囲に傷が付きにくいものが2つくらい欲しいところ。 それくらいだろうか。 そうそう、小学校から「5年生に向けて裁縫道具の販売について」という書類が来たことも頭が痛い。 サエは学校で見本を見て大興奮だが・・メイのお下がりが、あるんだよなあ。 数回しか使っていないそれは、ほんとに新品同様。だけど、なんといっても5年前のしろものなのでサエから見ると「時代遅れ」なのだ。 「今のは、もっと小さくて、使いやすそうなの!」 と力説するサエを、なんとか説き伏せねば。 春って素敵な季節だけど、ほんとにお金がかかるなあ、と思う、今日この頃だ。 ![]() (↑裁縫道具セット・・きっと、今のはこんなやつなんだろうなあ~。)
2008/01/12
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 胃が弱く朝に弱い娘が、受験の日の朝にミニおにぎりとともに食べたミネストローネの作りかたと良かった点について、再度になりますが書いておきます。 1.大鍋に水と、仕上がりの水量にあわせた規定量のコンソメを入れ、それぞれ1センチ角に切った、(できるだけどの素材も同じ大きさにしたほうが口に入りやすい) じゃがいも たまねぎ にんじん キャベツ ブロッコリー セロリ 大豆の水煮缶 冷凍インゲン ベーコン 鶏もも肉 などを、どさどさと入れて煮込む。 (材料は参考程度で。なんでもいいけど、色々な素材が入ったほうがいいと思います) 2.角切りトマトの缶詰1缶を加えて、「1分で仕上がるマカロニ」をざざーっと入れてまた煮込む。 3.仕上げに塩コショウで味をととのえたら出来上がり。 このメニューの良かった点は、「しっかり目覚めていない子供が小さな口を開けて食べても、10種類くらいの食材のすべてがほぼ均等にお腹に納まってくれること」、 それから何より「身体が温まること」でした。 それと、作り手(=母親・自分)としては、緊張して疲れていても、ただ煮込むだけの単純調理なので、労力がかからず作り間違いが無かったことも良かったです ![]() 我が家の作り方では材料を炒めていないのでお味はやや淡白ですが、油を使っていないのでお腹に優しいです。 もちろん試験前日の夜に作っておきます。 翌日火を通しなおすだけで親子で美味しく食べてから出掛けられますよ。 在宅の家族やきょうだいにも、時間差で食べられますので重宝します。 食べた感じは、スープと言うより「食べる温野菜サラダ」って感じです。 なるべくどっさり具を入れておくのがコツかな、と思います ![]() ![]()
2008/01/09
カテゴリ:▼ 私立中学受験
1月受験初日がやってきますね。
小さな身体で頑張るお子さんの受験勉強を最後まで見守ってこられたご家族のお気持ちは、 いかばかりかとお察しいたします。 お子さんを支え続けた長い長い日々・・ 苦労様でした、と申し上げたいです。 今年は年末年始から穏やかな季候が続いて、受験生にとってはラッキーな年度だと思います。 明日の関東地方・・1月受験がある千葉・埼玉は、ともに晴れの予報。 悪天候による交通期間の乱れも無さそうで、本当に良かった、と、空を見上げてほっとしております。 子供たちがベストを尽くすのに最適なコンディション、きっと神様からのエールですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 娘と息子の中学受験の際、便利だったもののことを書いておきます。 もう受験雑誌や塾からのアドバイスで耳にタコかも知れませんが・・もし1つでも、参考になる情報がありましたら幸いに思います。 まず、子供の持ち物・・ ●塩化ビニール製の、軟質クリアケース 受験票を入れておくためのものです。 ![]() これは単に、「受験票が無くならないため」とか、「受験会場で親と別れたあとにカバンの中から机の上に受験票を出しやすい」ということだけでなく、 受験が連続してある場合は、「その日の受験が終ったらすみやかに次の受験表に子供が入れ替えることで、次に来る受験に対する心構えや作戦を練る心の準備が出来る点」が、評価が高かったと思います。 ●上履き 学校によって土足OKだったり上履き持参だったり色々だと思いますが、我が家では小学校の上履きを持ち帰ったり持って行ったり・・という手間を省くため、「受験専用」の上履きを1足買い、「受験に持っていく手提げカバン」に受験期間中、ずっと入れっぱなしでした。 6年の今頃になって新しい上履きを買うというのは無駄のようですが、受験期間中はできる限りわずらわしさやストレスを排除して、子供に安心感をもってもらうための配慮です。 (我が子は特に心配屋のビビリさんだったので。) ●小さなお菓子・水分 受験は4時間と長丁場ですから、休み時間に糖分を脳に補給する、という子供がけっこういたそうです。 我が子はむしろ胃にくるほうなので、一応は持たせたものの、試験中は何も口にしなかったそうですが・・。 それでも試験が終了して昼食にありつくまでにお腹がすくことも考えられますので、小分けになっているクッキーなどは便利だと思います。 ![]() (我が家では受験期間中、ずっとこれでした。試験後、昼食をとるまでのツナギに食べました。ごく小さく、1口で食べられる大きさであることが、人目を気にする小心者の娘にウケたようです。) ●お守り 会場ではお守りをジャラジャラ下げてくる子もいます。 せっかくお父さんにもらったのに、友達にもらったのに、そういえば置いてきちゃった!ということになると、子供も動揺しかねません。 我が家では先生から・祖父から・父からのお守り、学校の友達からの手作りのお守りや激励のお手紙、塾の必勝ハチマキなどをまとめてクリアなビニール袋に入れて口をテープで貼り、受験用カバンの一番使わないファスナー付きの外ポケットにずっと入れておきました。 ●時計 持ち物に「時計」と書いてないのに、試験会場の部屋に時計が無い!という学校がありました! 指定持ち物に「時計」となくても、念のため持ったほうがいいです! (計算機能付き時計は不可の学校もあります。受験校によって違うので、よく確認してくださいね) あとは普通の指定持ち物のほかに・・ 携帯用インスタントカイロ、手袋、コートやジャケットを入れる紙袋(親がジャケットを預かれる学校、子供が受験会場まで着て入る学校、色々です)、行き帰りに病気に感染しないようにマスク、喉を冷やさないようにマフラー、 それから子供から指摘されたので思い出したのですが、筆記具が転がらないように括っておく輪ゴム ・・などのいわゆる定番品は、どれもとても便利でした。 それから、待機する親の持ち物。 ●底の厚いスリッパ 多くの学校では待機室内の暖房はよく効いていましたが、意外と足元は寒いです。 私はたたんで持ち歩けるソックスタイプのコンパクトな上履きを持って行ったのですが、床から冷える学校があって、まいりました。 待機は4時間ですので、長いです。厚いスリッパの持参を、強くお勧めします。 なるべく足元は暖かくしておかないと、お母さんも身体を冷やして抵抗力を落としてしまいます。 子供のことに気を取られがちですが、ご自分の当日の服装もがっちり固めてくださいませ。 (手袋、マフラー、マスクも同様。) なお、行きは早朝の寒さが堪えますが、ひとたび控え室に入ると暑いくらいの学校もありました。温度調節がしやすい服装だと快適に過ごせます。 ●時間をつぶす本など 4時間の待機時間はとても長いです。これからまだ受験が続くと思いますので、気楽に読める小説などを何冊か見繕っておくといいです。 私のお勧めは上橋菜穂子のファンタジー「精霊の守り人」シリーズです。もともと児童書なので読みやすく、ストーリーも丁寧。1巻読みきりですし、主人公が10歳の男の子なので、受験が終ったらお子さんにも読んでもらえて一石二鳥だと思います。(文庫本は3巻まで出ています。10巻完結済み) あとは定番品ですが、お母さんが読むなら森絵都の「永遠の出口」、小学校高学年から中学、高校・・と自分の少女時代を懐かしく思い出しますよ。もし未読でしたらぜひどうぞ。 ●のど飴・お茶 学校によっては用意してくださっているところもありますが、エアコンがガンガン効いた教室が待機部屋だったりすると、喉がイガイガしてきます。 待機部屋は、怖ろしいほどの静寂に包まれていますから、咳はすごく目立つと思いますので、その予防に持って行かれることをお勧めします。 ●メモ帳・デジカメ 試験終了後、試験問題を下さらない学校でも、待機している親に、試験問題を貼り出して見せることがあります。 もし2回以上、その学校の試験を受ける気持ちがある場合、あとで見直すために問題をデジカメで撮影、あるいはノートにメモってきてもいいと思います。 ちなみに私はメモを持って行ったものの、書かずに終えました。 なんか、どうでも良くなっちゃいまして・・。 子供は2回受験した学校がありましたが、その学校の場合は、1度目の試験と2度目の試験の問題ではぜんぜん印象が違ったので、メモとか見直しは、ほとんど意味が無かったと思う、と言われました。 これは学校による差があると思いますので、もし心配でしたら塾の先生に、試験問題を写してくる必要がありそうかどうか、聞いてみてください。 それと、私は家を出た時間、受験会場に着いた時間、試験後子供と合流するまでの時間、家に帰った時間・・などを、試験学校ごとにメモっておきました。 あれこれ受けているうちに混同してくるので、毎回その場でメモってくることをお勧めします。 下の子を預かってもらうためや、次回の受験の時間配分の計画立てに役立ちます。 その場で気付いたことをメモしておくと、他校の受験の際に意外と役立ったりします。 お母さん同士の情報交換にも、使えますよ。 ・・・とりあえずこんなところでしょうか。 「この記事、塾からのアドバイスと殆ど同じです」という方がいらっしゃいましたら、寛大なスルーを伏してお願いいたします。(ぺこり) そうそう、1月受験が始まってすぐ、私は母親として、とんでもない大失敗をしました! そのときの経験です。(↓)参考にしていただけたら幸いに思います。 ★2007年1月9日の日記・受験当日の失敗談へ★ 受験生たちの健闘を、心よりお祈り申し上げております。 ![]()
2007/10/19
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 昨日コメントを頂いて思い出したことがあったので、追加しておきます。 私立中高一貫校の場合でも、高等部に入学するときに入学金を改めて納入したり、施設設備費をおさめるところもあります。 また、高等部に入る際に制服を買い換える場合、上下夏冬で、また12万円とか、かかってきます。 もし同じ制服であっても、体格が変わったり痛んだりして、中3か高1で一度は買い換えるのが普通です。 (私の周辺では軒並み買い替えです・・とくに男の子の場合、成長著しいので。) それと、中学高校時代は「お年頃」(笑)なので、交際費もけっこうかかります。 我が家では月々のお小遣いというのは渡しておらず、子供たちは倹約家ですが、 子供同士で遠出できるようになるので、遠方の友達と遊ぶのに交通費がかかるなあ、というのが田舎在住の我が家の感想です。 服やスポーツシューズや文房具なども、いいものがほしくなっちゃったり・・まあ、そうそう新しいものを買うわけではないですが、単価があがる感じはします。 我が家では上の子は本代がかかります。気にいった本は借りるのじゃ気がすまないのだそうで。 下の娘はお洋服とアクセサリーなどに興味津々で、そうそう買い集めるわけではないものの、髪を切るサロンも「友達と切ってくる」と、お高めのところに行きたがる場合もあって、要注意です。 もっともこれは、私立公立にかかわらず、起こってくる現象だと思いますが・・ ただ、私立の場合は高等部であってもバイト禁止のところがけっこう多いので、「自分が欲しいものは自分で稼ぎなさい」と言えない確率が高いです(汗)。 あと、一番大事なのは、その後の進路のことでしょうか。 もし国立大学に進むのなら、初年度納入金が817,000円とか、かかります。私大はもっとかかります。 4大に行くか、短大に行くか、私大に行くか、医学部に行くか、経済学部か・・ かなり金額が違ってきますので、そのあたりもどこかで覗いて勉強しておくといいです。 参考までに、私大の「駒沢大学・法学部」は初年度納入金110万円、「北里大学・医学部」は初年度納入金900万円、「慶應義塾大学・医学部」は初年度納入金365万円、「東京理科大学・工学部」の初年度納入金は約138万円~141万円です。 (※データは朝日新聞社発行・「大学ランキング2007」より) 上の数字に関しては、間違っていると大変なので(汗)興味のある方はご自身でお確かめくださいませ。 ![]()
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2007/10/24 06:36:47 PM
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2007/10/18
テーマ:小学生ママの日記(24995)
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 私立中の支払明細が転がり出てきたので、参考までにおおよその金額を書いておきます。 息子の学校の授業料は月々3万円をちょっと欠けるくらい、副教材などの雑費が月々1万円足らず、旅行積み立てやPTA会費や施設維持費等あわせて1ヶ月の引き落とし金額は5万3千円くらいでした。(※データは5年前当時) 娘の学校は授業料が3万円台半ばくらい、副教材などの雑費が1千円くらい、PTAや施設維持費等あわせて引き落とし金額は月々5万円台半ば過ぎって感じです。 どちらの学校も校外学習費用(一斉にバスで出かける遠足などの交通費・行事費)を含んでいます。 (どちらの学校も現地集合の行事の際の電車代は含みません。) 息子の学校の場合、上記の金額に年1回の国内宿泊行事費用の積み立て金を含みますが、娘の学校は別払い。 娘の学校は修学旅行積立金約1万円を含みますが、息子の学校は含みませんでした。 ややこしくて申し訳ないのですが、私立中は学校によって支払い項目の考え方もいろいろで、 ある学校では存在する項目が別の学校ではなかったり、と比較も難しいと思います。 一見、息子の学校のほうが授業料が圧倒的に安いよいうに見えますが、支払った金額の合計をみると、同じくらいか、息子の学校のほうがちょっと高いくらいかな、と思います。 ![]() ![]() ![]() 参考までに、我が家の通学圏の公立中の引き落とし金額は9千円をわずかに欠けるくらいだそうです。 一番大きい金額を占めるのは月々4500円の、給食費とのこと。 それと、公立中学から高校受験を目指すサポートとして地元の高校受験塾に通った場合の月謝は、我が家の近所では一番安いところで月々3万円くらいかかります。(5教科。平均で約6千円くらい。中3になると主要3教科は1教科8500円とか、高くなるみたいです。) (※入塾金や教材費、テスト費、維持費、長期休暇のときの特別講座費用、合宿費用などは、塾次第で料金色々みたいですが、ここでは金額に入れません。) 以上の2つを合算すると、公立中に通っていて、入学の最初から全部の教科の塾の授業を取っていると、中1当初は4万円くらいのお金が口座から引き落とされていく感覚かな、と思います。 公立中に通う子では、自宅学習は自力でお金をかけずにやる子や、通信教育でもっと安くあげている子もいますので、お金をかけないように努力すれば、公立中学ではもっと工夫が効きそうです。 ![]() 子供たちを私立中に通わせてみて、引き落とし以外に「これはお金がかかるなあ~!」とため息をつくことといえば「定期券代」です。 我が家の場合、田舎町からの通学なので、月々7000円くらい。けっこうかかります。 幸いなことに駅が近いのでかかるのは電車代だけですが、バスに乗る人はバスの定期、また、学校の最寄り駅から学校までのスクールバス代金を徴収する学校もあるので、注意が必要です。 (月8000円のスクールバス代がかかる学校もあると聞きました。) それと、入学金のほかに寄付金や学債の発行がある学校は、そのお金も別で用意しておく必要があるかも知れません。 我が家ではご縁がありませんでしたが、学習院女子の場合、 入学金 300,000円 授業料 630,000円 維持費 260,000円 父母会費等 約13,000円 寄付金1口100,000円(3口以上、任意) だそうですので・・まあ、一般的に寄付金は10万、20万、30万くらいのところが多いのかなあと思います。 (友達が60万円の入学寄付金を徴収する学校に勤めていましたので・・そういう学校があることも、参考までに記しておきます) 学校によっては寄付金とは別に学校債をお願いされるところもあります。 息子の学校では学債の協力は任意ということでしたが、我が家では20万円協力しました。息子の学校では卒業時に無利子で全額戻りましたが、学校によっては卒業が近付くと「そのまま学校に寄付してくださると助かります」という一筆が学校からくるので寄付するという流れが主流(=返してもらわない)のパターンもあるみたいです。 ![]() ![]() ![]() 私立中のデータを本などで見ると授業料のことがまず前面に出てきますが、私立中はプログラムが特殊なだけに、他の費用が割合的にかかってくるため、雑費や行事費、副教材費用にもチェックを入れたほうがいいと思います。 全部の学校に関して調べつくすのは難しいと思いますが、目標となる学校がいくつかに絞られてきたら、個別相談の際にぶっちゃけ聞いてくることをおすすめします(笑)。 データを見せて、「これ以外でかかる費用にはどんなものがありますか?」と聞くと、色々出てくるところもあります(^^;)。 寄付金や学校債の支払い率に関しても、率直に聞いてしまっていいと思います。 そうそう、海外研修の出席率が高いのに、任意参加のため、その費用がまったく計上されていない学校などは、注意が必要です。 ちなみに我が家の息子のこの夏の任意海外研修でかかったお金は20日間で約40万円(お小遣いは含みません)。 別の私立中高のお友達も任意の海外研修に行き、同じくらいかかったそうです。 それとこれは公立中学と共通の費用になりますが、 (冬服&夏服の)制服とバッグ、体育着とシューズ(外履き・上履き・通学靴・体育館履き)がかかってきます。(我が家では総額13万いくらかを払いました。) 冬のコートはこれとは別で、2万円~2万8千円くらい必要です。 それから入部する部活によってはユニフォーム代が数万円。 吹奏楽部に入ったりすると、楽器代で10~40万くらいかかることもあるそうなので、趣味のある子はそのあたりも忘れずに資金計画しておいたほうがいいと思います。 部活費を月々300円とか、1000円徴収する部もありますし、部活の合宿費用はそもそも学校の引き落とし外の金額になりますので、そのあたりも含んでおく必要があります。 ざっとした話でしたが、参考になりましたら幸いに思います。 ![]()
2007/10/09
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 通学時間の観点から志望校を迷っている、という方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。 私立中学が家の周りにいっぱいあって選ぶのに事欠かないという都会の真ん中にお住まいの方はスルーしていただく話題なのですが、田舎住まいの我が家の場合、どこの学校でも同じようにサクサク通える場所に住んでいるわけではないので、このことについても色々考えました。 そのときの経験を少し書いておきます。 成績的にも通学時間的にも「ここなら通えるだろう」というターゲットの学校がいくつか絞り込まれてくると細かなこと(部活とか教科書とか特別なプログラムとか)を、学校を決定する要因として1つ1つ検討していくことになります。 そんななか、素敵な校舎や魅力的なプログラムに比べるとついつい後回しにしがちなのですが、 学校までの通学時間や乗り換えの手間、混雑具合などもきちんとチェックしておいたほうがいいと思います。 我が家の場合、受験候補の学校の説明会に出かける際は、「学校見学ノート」に「家のドアを開けて出発した時間」「家の最寄駅から学校の最寄り駅(または乗換駅)までの時間」「乗り換えにかかる時間」「学校の最寄駅から学校までにかかる時間(=歩きか?学校のバスがあるか?)」ということを細かく記入してチェックしました。 そして余程無理が無い場合はもちろんその学校は受験候補となるのですが、 そこからさらに一歩進んで、調べておいたことがあります。 それは、朝何時に学校が始まるか調べておいて、それぞれの学校の始業時間から逆算して実際に電車で学校に向かってみることです。 これはかなり受験が近付いてきた寒い時期(=受験校が絞られてきたとき)に実行しました。 実際に子供が通う時間帯の電車に乗り込んでみると、かなり混雑していたりして、危険を回避するためにどのような対策を取れるのかということについても考えました。 学校見学会のときは「この学校はターゲットだ」と何も心配していなかったのに、この朝の通学テスト(?)をしてみた結果、「これは通えないかも・・」と思った学校もあります。 その学校は山手線を利用しても、また、我が家から乗り換え無しで到着できる駅から路線バスに乗っても通えそうでした。 しかし朝の山手線は混雑しますから、小さな体格の娘はホームから落とされそうで心配です。 ですから私は、駅から路線バスで通学すればいいと思っていました。 学校見学会のときに時間を計ってみたら駅から学校までバスで13分。いい感じだと思いました。 が、平日朝の時間帯の、じっさい娘が乗るであろうバスに乗ってみると、まず乗るのに一苦労(長蛇の列で並んでいる)。おまけにやっと乗ったら道が渋滞してノロノロ運転。そのうえ各バス停の乗り降りも頻繁で、並んだ時間もあわせてなんと35分(それ以上??)かかってしまいました。 これでは朝はかなり早く起きなければならず、遠距離通学になる我が家の子供には、通学が現実的でないと思えてきました。 このように、見学会や説明会が行われる日曜日の真昼間と、多くの会社員や学生さんたちで混雑する平日朝の時間帯では、事情がまるで違います。 子供はこの試練に耐えて6年間通うのだとイメージしながら「通学してみる」と、けっこう色々なことが見えてきます。 部活次第では朝練習があるかも知れない、女の子だったら途中でトイレに行きたくなるかも・・と、いろいろなケースを想定して、無理の無い通学であるかどうか、客観的に考えてみることも大切だと思います。 (※ちなみに我が家から学校までは「ドア TO ドア」で1時間30分きっかりですが、娘に言わせると行きの電車は座れるので問題ないけど、帰りのラッシュアワーのサラリーマンだらけの満員電車には閉口するそうです ![]() ![]()
2007/10/05
カテゴリ:▼ 私立中学受験
昨日朝学習について書いたのですが、それと関連してお勧めがもう1つありましたので、追加で書いておきますー。
我が家では娘が中学受験生だった頃、朝学習はダイニングテーブルでしていましたので、私も一緒に起きて、温かい紅茶やココアを入れてあげることがよくありました。 その後、受験がある日はインスタント・スープを飲んでから出かけるようになるなかで、 大量の具沢山スープを前日に作っておき、受験日には朝それを再加熱して、食べていくことを覚えました。 我が家ではコンソメ系でミネストローネまたはミルク入りスープが殆どでしたが、豚汁などでも子供は喜びます。 スープには色々な野菜をすべて1センチ角くらいの同じ大きさに切って入れ、適当にスプーンですくっても、たくさんの種類の食品が同時に口に入るようにしました。 また、ミネストローネには短時間で柔らかくなるマカロニを入れ、炭水化物も少しは摂れるように工夫しました。 寒い受験の朝に具沢山スープで温まってから出発したことは大変良かったです。 このとき、朝、スープを飲むことで身体をあたため、頭を目覚めさせることはすごくいいと学んで以来、試験や早朝の外出のある日の前日にスープを用意しておくことは我が家の定番となっています。 受験の頃は今よりずっと寒く、いつもは起きないような早朝に起きることもあるので緊張して朝ごはんもすすみません。 受験日にはいつもと同じ食事をしていくことが一番だと思いますので、 今から朝学習の前に時々具沢山スープを出すようにして、食生活を少しずつ変えていき、受験当日にはごく自然に・・いつも通り、朝スープで出発、というのはどうでしょうか。 参考までに以前の日記からの引用になりますが、我が家式具沢山スープのレシピ(と呼べるのかどうか ![]() 【作り方】 大鍋に水と、仕上がりの水量にあわせた規定量のコンソメを入れ、それぞれ1センチ角に切った、(できるだけどの素材も同じ大きさにしたほうが口に入りやすい) じゃがいも たまねぎ にんじん キャベツ ブロッコリー セロリ 大豆の水煮缶 冷凍インゲン ベーコン 鶏もも肉 などを、どさどさと入れて煮込みます。 (材料は参考程度で。なんでもいいけど、色々な素材が入ったほうがいいと思います) それから角切りトマトの缶詰をどばっと入れて、「2分で仕上がるマカロニ」をざざーっと入れてまた煮込みます。 仕上げに塩コショウ、ケチャップなどで味をととのえたら出来上がり。 このメニューの良かった点は、しっかり目覚めていない子供が小さな口を開けて食べても、10種類くらいの食材のすべてがほぼ均等にお腹に納まってくれること、 それから何より「身体が温まること」でした。 材料を炒めていないのでお味はやや淡白ですが、油を使っていないので緊張しているお腹にも優しいですし、親としても試験前日の夜に作っておけるので、当日の朝、気持ちがラクでした。 慌しい早朝に火を通しなおすだけで親子で美味しく食べてからでかけられるこの具沢山スープはとても良かったと思います。 在宅の家族やきょうだいも時間差で食べられますので、この点でも重宝でした。 食べた感じは、「飲むスープ」と言うより「食べる温野菜サラダ」って感じです。 なるべくどっさり具を入れておくのがコツかな、と思います。 我が家の場合はこれプラス小さなミニミニおにぎりをひと口食べて出かけましたが・・ あとはご家庭の習慣に合わせてみればよろしいんじゃないかと思います。 小さなことですが、参考になりましたら幸いです。
2007/10/04
カテゴリ:▼ 私立中学受験
![]() 暑過ぎず寒過ぎず、さわやかに気持ち良く目覚められる季節になりました。 この季節の朝の時間帯は、簡単な学習に取り組むのに最適の気温だと思います。 これまで朝学習というものに取り組んだことが無い、という受験生さんがいらっしゃいましたら、ぜひ季候的に無理のないこの時期から始めて、受験日まで毎日朝学習を続けることをお勧めしたいです。 6年生が今の時期から朝学習を始めるのでも、私はちっとも遅いと思いません。 というのは、中学受験卒業生の我が家の長女もまさに6年のこの時期から朝学習の習慣を付け始めたからです。 私は塾にお任せのボンヤリ受験生母でしたから、こういう貴重な勉強時間を見つけ出すのが非常に遅くなってしまいました。 もうずっと朝学習を続けている、という人から見ると6年の今頃から取り組むというのは大変な出遅れと映るかも知れませんが、振り返ってみると我が家的にはこの時期から取り組んだことはまったく問題なく、受験日には当初の目的を達成することができたと思っています。 我が家では、6年9月の四谷合不合テストのあと、「受験当日の1時間目に向けたコンディション作り(=つまり朝一番から脳をフル回転させる訓練)」と「計算・漢字の穴を埋め、土台を固めること」を目的に、この朝学習に取り組み始めました。 娘には「受験は朝一番に大問1の一行計算を解くことから始まるのだから、 朝早くてもなるべく短時間で一行計算を完璧に解けるようになることを目標に、訓練しよう」と説明しました。 簡単に言えば、受験問題の最初のほうの問題を短時間で確実に正解するための訓練は、この朝学習ですべて済むよう、学習計画に組み入れたというわけです。 朝学習に使った教材は、(何度か紹介しましたが)国語はこれ(↓) ![]() お値段は766円でしたが、これほど内容対比「安い!」と思った教材は無かったです。 このワークブックは、受験当日まで徹底的にやりこみました。 使い方と内容の詳細に関しては★このワークブックについて詳細に書いた過去の日記★をご覧下さい。 また、算数に関しては受験校のレベルに合わせて、塾の先生の完全なオーダーメイドでした。 スラスラ解けて嫌でないところからはじめ、次第にレベルアップさせ、1月の初旬までに志望校の1行計算のレベルに辿り着くように・・と計画してもらったものです。 レベルアップしていくなかで使っていった教材はさまざまでしたが、やった計算問題は、塾に行くたびに必ず先生に見せて、わからなかったところはできるだけ解決する ・・という方針を貫きました。(わからないものは大きく△印をつけておきました。塾に持っていって、質問しやすいようにです。) 学校に行く前に朝解いていた計算数は、難易度にもよりますが5問~10問くらいです。 その際のノートの使い方は、B5の大学帳の真ん中で横に線を引き、上下2段に区切って、1マスに1問、問題をやりました。 つまり1ページにたった2問しかやらないわけで、これはものすごくノートを無駄遣いしているようにも見えますが、途中計算が長くなると案外これくらいゆったりしていたほうが書きやすく見やすかったです。また、間違ったときなどに先生に見せて解きなおすスペースもたっぷりありました。(この使い方は、先生からの指示です。) 私から見て、このノートの使い方は、「すごくたくさん勉強した気になる」という利点があったように思います。子供は着実に計算をこなしていく自分を、ノートの冊数から感じていたようでした。(思いっきり使えるように、また、たくさんやった!と充実感を得られるように、薄くて安いノートをたくさん買いました。) 娘は国語より算数が苦手だったため、算数だけはもう少しフォローを、と思い、夜寝る前にも同じくらいの量の計算問題を解くことを計画したのですが、これは疲れてしまう日が多く、できないで終る日が多かったです。 6年生の9月・10月というと、過去の単元を一気に総復習する時期に入っていたと記憶しています。 どの教科も「すべての範囲から出題されること」に慣れるため、出題範囲が一気に広がって、あっちこっちと取りこぼした知識を拾ううち、我が家では子供がすっかり参ってしまいました。 そんななかでも、この朝学習だけはお守りのようにたんたんと続け、結果、緊張しやすい我が子に、受験当日、大きな自信を与えてくれたと思います。 計算・小さな問題・語句・漢字は朝学習ですべて完結し、その他の時間に取りこぼしや難問の訓練を持っていく、というこの方法は、なかなか良かったと思いましたので、ぜひお勧めしたいです。 【 追記 】 (※ゆみやんさんにこれに取り組んだ時間についてご質問頂きましたので、そのレス(↓)をここにも貼っておきます。ゆみやんさん、ご指摘ありがとうございました。) 【どれくらいの時間取り組んだか?ということについて】 我が家では基本、「6時に起きて7時まで学習」というスケジュールでした。しかし6時に目覚ましが鳴っても「起きて~」「う~ん」「紅茶を飲んで」なんてやっていましたから、完全に頭が冴えて取り組んだのは実質30分~40分くらいだったでしょうか。 いつだったか、6時45分頃から始めて、「もう間に合わないからできるところまでで。」と指示した覚えがあるのです。前日に疲れるようなことがあったときは、あまりタイトに実行せず、かといって「今日は無しでもいいよ。」と緩めず、とにかく「休まず続けること」を重視していたように思います。 この時間ですが、実際の試験で一行計算を解くのに1問あたり何分間で解けなければいけないから・・というところを基準に時間を決めたと思います。 1問2分だったか3分だったか・・ごめんなさい、記憶が完全に抜け落ちております(汗)。これも先生からのアドバイスを参考にしました。 実際の試験時間は45分間とかですから、一行計算と漢字にそれほど時間はかけられませんので、そういうことを意識しつつ計算問題をやらせました。 この時間の件に関しては受験する学校のレベルによって問題数(=1問に費やせる時間)も異なってくると思いますので、塾の先生に相談してみるといいと思います。 ![]() このブログでよく読まれている記事
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