「人魚の眠る家」
最近、「当たり」の本に会えていて読書が楽しくなっています以前は、読み始めた本は、絶対最後まで読んでいましたが、子どもが生まれてからは「イマイチ?」と思うとさくっとやめてしまうようになりました別の本を読んだり他のことをしたりする方がいいと思うようになったからですでも最近は、最後まで読みたい本に当たっているのでとてもラッキー今回は、東野圭吾さんの「人魚の眠る家」言わずと知れた有名な方ですし私も結構いろいろ読ませてもらってきましたこの作品は映画にもなっていますよねストーリー展開のハラハラ感や奇抜さで勝る作品は東野さんの中でも他にいっぱいあると思いますそちらの方が断然好みな方の方が、むしろ多いような気もします私の夫は、この作品は、好みではなかったらしいしでも、この作品、ストーリー展開よりも、感情をメインに書かれていて、私は東野さんの作品の中で、一番よかったと思っています不幸な出来事にあった子供を持つ母親の気持ちが、突き詰めていって周りから見ると異質、異常、狂気でさえあるのですが本人は気づいていないでも、自分がもし彼女の立場なら、同じように周りが見えなくなってしまうかもしれません多分、母親というものは子供を見捨てられないというか、諦めきれない母親を取り巻く周りの人たちの感情も至極自然に書かれています特に、離婚することになっていた父親の対応も愛と責任を感じるもので、納得ですラストが暗くならず、一歩進める内容であったこともすばらしい私は、どんな話でも、闇雲に暗いまま終わらせる作品が嫌いなので、特にそこはよかったです映画では、技師を坂口健太郎さんがやっているようですが、すごいぴったり!また、母親役は篠原涼子さんのようです篠原さんってほんとにきれいですよねえまずは、本の一読おすすめします人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野圭吾 ]お読みいただいて、どうもありがとうございます応援のクリックしていただけると、とってもうれしいです にほんブログ村