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テーマ:小学生ママの日記(28697)
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太郎が1年生になって、初めて保育所の子以外の友達ができた。
中でも家の近いKくんとは気が合うようで、学校でも土日も一緒に遊び、 偶然英会話も一緒のところになり・・とほほえましい関係が続いている。 が、2学期になってから太郎がむっと押し黙る表情を見せることが増えてきた。 それでも女の子と違って、細かい話は全然してくれない。 ある日さくらが話しているとめずらしく「太郎はこの間Kくんにいじめられてん」と 語りだした。びっくりして聞いてみると、理由は他愛ないことで小さなケンカをして、 ちょうど学校でいじめについてのアンケートがあったのでその事を書いたということだった。 私もさくらも「いじめってのはそういうことじゃないよ~」と言ったけど 本人は「先生が解決してくれたけど、太郎は忘れられない」とか言ってるし、 この打たれ弱い性格、なんとかならんかな~とため息をついていた。 昨日は学童を休んで、Kくんと外で遊んでいた。私は仕事で留守だったので 夫が家のベランダから目撃したのだけれど、公園で2年生2人と太郎とKくんが ケンカをしていて、2年生がKくんを叩いて蹴って、かなりやられていたらしい。 怒ったKくんが帰る!と言っているのに、太郎はほったらかしで2年生のやっている ゲームを夢中で覗いていた、というもの。 夫が呆れ、怒りながら太郎に問いただすと、家にまだゲームのないKくんが 2年生のやっていたゲームを覗きに行き、それで2年生が怒ってKくんを殴ったらしい。 太郎は手は出さず、出されずだったのだけど、Kくんが帰ってしまっていたのは 気づかなかった、と言う。なんで気がつかん?いや、その前に友達を殴った子のゲームを なんでそのまま覗いている?と脱力感でいっぱいになる私たちだった。 あくる朝、太郎に話をすると「Kくんにあやまる」と言う。 放課後「どうだった?」と聞くと「あやまったけど、ダメって言われた」とへこんでいた。 そりゃそうだろう。でも怪我をしているかもしれないし、一度Kくんのお母さんにも 事情を話そうと、太郎を連れて夕方にKくんの家を訪ねた。 Kくんのお母さんは、昨日のことは全くご存知なく、ひたすら恐縮されていた。 私も太郎が殴ったわけではないけど、でも友達が傷ついているのにそれを放って ゲームに夢中になったことで、ますますKくんを傷つけたのではないかということと、 この間学校でアンケートに書いたことでKくんが先生から怒られていると思う・・と いうことをお話してお詫びをした。 Kくんのお母さんは「私もKもまだまだ人付き合いのお勉強中で、うまくいかないことが いっぱいあるから、これからもできれば何でも話してください」とおっしゃってくれた。 それはもちろん私もです。保育所育ちで自分中心でも許されることが多かった太郎と、 仕事にかまけて人付き合いが苦手な私。本当にこれからたくさん学ぶことがあるはず。 帰り道、太郎はすっきりした顔をしていて「よかったね」と言うと「うん!」と 言っていたけれど、これでよかったのか、子供どうしで解決させた方がよかったのか・・と まだまだ思い悩む未熟な母だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.21 23:32:13
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