最近、なぜか外資系企業の採用をお手伝いするケースが増えています。
一般的に外資系と言うと
- 完全実力主義
- チームではなく、個人主義
- 良くも悪くもドライでクールな社風
- 人の出入りが激しい
- 会社へのロイヤリティ(忠誠心)が低い
などと見られがちですが、少なくともボクのクライアントには
そういうところをほとんど感じません。
先日からお付き合いが始まった会社も、非常にグローバルで
大きな組織ですが、中にいる人たちはとてもフレンドリーかつ
生き生きしています。そしてクレバー。
彼らに共通するものは、「目標に対しての厳しい努力」です。
仲良しクラブではなく、常に高い向上心を持ち、やる気がない人
や努力の足らない人は置いていかれます。
結果的にそういう人は辞めて行きますから、人の出入りが激しいと
いうことにもつながるのでしょうか。
ただ、それ自体は会社にとっても個人にとっても幸せなことで、
違う考えを持っていながら仕事を続けていくのは苦痛でしょう。
ちなみに、彼らが必ず口にすることは
- 全社員が会社のビジョン・ミッションを共有する
- 高い向上心を持っている
- 常に情熱を持って業務にあたる
決してクール&ドライではなく、熱いハートが必要だと言うのです。
外資系だと言っても別に社内共通語が英語だというわけでは
ありません。(一部そういう会社もありますけどね)
そして他人のことに気を使わず、自分のことだけを考えている
と言うことも当てはまりません。
今回のお取引先は、社員の様々な評価について多面的に行なって
います。営業とは違い、目に見える業務上の結果が出にくい部署
においても、数値的評価を下しています。この仕組みはイケてますね。
業界未経験でも可です。
まさにその通りで、未経験でも向上心があり教育を与えれば、比較的早く
戦力化できます。
最近、コスト削減のために何でもかんでもアウトソーシングしている
会社がありますが、果たしてそれでいいのかという議論をもっと突き詰める
べきですね。(かく言うボクもアウトソーサーの1人ですが・・・)
力を入れるべきところは一体ドコなのか?
そういった問題発見能力の高い人たちが多く働いているクライアントです。
皆さんは「外資系」だという理由だけで敬遠していませんか?
たくさん良い会社があります。まずは説明を聞いたりして心の準備を
しておいてくださいね!