|
カテゴリ:出張先にて
昨日大正区で会合があり、その帰りに業界の先輩から寿司食いに行こうと誘われました。
その先輩は関東の方ですので、もちろん大阪は右も左も分からない。 私にしても大阪市内勤務経験がなく、知り合いの寿司屋なんてありません。 それを適当に探せというんです。車で徘徊して寿司屋を見つけ次第入れとおっしゃる。 そのあたりは町工場と住宅の複合地域で、寿司屋なんて縁がなさそうに思えます。 そこでひとまずJR大正駅まで行って、車を停めて探してみようということになりました。 駅出口から歩くこと1分。 パチンコ屋や飲食店などが乱立している中に一軒の寿司屋発見。 ガード下にあるそのお店は、玄関開けっ放し、居酒屋風で大衆的な雰囲気。。 正直、私のチョイスには存在し得ないお店なんです。 私の寿司屋のイメージは、檜作りの格子戸をくぐるような高級店か、もしくはリーズナブル回転寿司です。 「大丈夫かいな」と躊躇する私を置き去りに、 「ここにしよう。」 先輩迷わず入店です。先輩勝負師ですわ。 入ってみるとカウンターの椅子にはしょうゆのシミやタバコの焼け焦げがあるし。。。。 「やっぱやめといた方がよかったな」 引いてる私を他所に、先輩はさっさと座敷に腰掛けてオススメを聞き出す。 盛り合わせを勧められるが断って、ヨコワとトロとウニの刺身を注文。 2、3切れずつ多種類を食べるのが好きらしい。 盛られてきたネタを見て愕きです。あんなピンクの美しいヨコワは初めてかもしれない。 食べてみると適度にさしが入って味は言うことなし。 他には、ヒラメ、貝柱、赤貝、エビ、イクラなどを注文しましたが、どれも新鮮で美味かった。 単価は刺身も握りも500円~800円程度です。 私は車のためキンキンに冷えたノンアルコールビール3本。 先輩ともう一名の方は森伊蔵などのプレミア焼酎をロックでガンガン。日本酒コップ酒でグイグイやってました。 勘定は20000円也。先輩のおごりでした。 大阪市内にはこんな「美味くて安い」無名店が当たり前のようにあるのかもしれません。 大阪の食文化の奥深さを知った1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[出張先にて] カテゴリの最新記事
|
|